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デジタル行財政改革 取りまとめ2025(令和7年6月13日デジタル行財政改革会議決定) 本文 (38 ページ)

公開元URL https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/digital_gyozaikaikaku/index.html
出典情報 デジタル行財政改革 取りまとめ2025(6/13)《内閣官房》
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(5)RS システム
行政事業レビューについては、原則全ての事業を対象にレビューシート等を作
成・公表しており、2024 年4月から、
「RS システム(レビューシートシステム)

を導入し、個々の事業の概要、KPI、支出先などシート上の全ての情報のデータベ
ース化を行い、同年9月から「行政事業レビュー見える化サイト」を開設して、デ
ータベースを一般公開し、利用者の目的や興味・関心等に応じて各府省庁横断的な
検索や分析を容易にしたところである。
引き続き RS システムの入力機能や検索機能等の改善を進めるとともに、AI の活
用可能性等の検討を行うアイデアソン・ハッカソンや調査研究を通じて、AI 技術
を活用したレビューシート等のデータの利活用や EBPM の更なる推進等のための取
組を進めていく。

5.終わりに
2023 年夏のデジタル行財政改革の始動後、教育、介護、交通、インフラ等の各分
野に加え、国・地方デジタル共通基盤の整備、データ利活用のための包括的な制度
の検討等、改革の基盤となる分野横断的な取組を進めてきた。
今後は、新たな課題に対する企画立案を進めることに加えて、これまで決定して
きた各種の改革を着実に実行し、その成果を全国に普遍化することが一層重要とな
る。このため、デジタル庁の体制強化と併せて、各府省庁の PMO や PJMO の体制の
充実を行うとともに、地方自治体に対する人材支援などを着実に実施していく。
これらデジタルを前提とした制度・体制の整備により、デジタル行財政改革をオ
ールジャパンで推進する。

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