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デジタル行財政改革 取りまとめ2025(令和7年6月13日デジタル行財政改革会議決定) 本文 (11 ページ)
出典
公開元URL | https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/digital_gyozaikaikaku/index.html |
出典情報 | デジタル行財政改革 取りまとめ2025(6/13)《内閣官房》 |
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度中に保育施設等における ICT 端末導入率 100%を目指し環境整備を進める必
要がある。保育施設等における ICT 導入状況を把握するとともに保育業務施設
管理プラットフォームや保活情報連携基盤とデータ連携が可能な保育 ICT シス
テムの標準仕様を検討し、それらの結果を踏まえ、段階的・計画的に整備を進め
る。
また、ICT 導入の目的は利便性の向上のみに留まらない。こどもの生命に関わ
る重大事故が依然として発生する現状にあっては、テクノロジーも活用し、一層
安全な保育環境を整備することが求められる。そのため、睡眠中の事故防止対策
に必要な機器(午睡センサー)やこどもの見守りに必要な機器(AI 見守りカメ
ラ)など、こどもの安全対策に資する設備等の導入を、既に実施している設備に
おける性被害防止対策の支援とあわせ、推進する。
あわせて、保育分野における ICT 環境整備についてのロールモデルとなる事
例の更なる創出とともに、横展開を行うため、全国複数拠点において、民間事業
者等が自治体と連携し、①先端的な保育 ICT のショーケース化、②ICT に関する
相談窓口・人材育成、③ネットワーク形成・普及啓発をパッケージとして行うモ
デル的な取組(保育 ICT ラボ)を行うための経費を支援する。
④放課後児童クラブ DX の推進
共働き家庭の増加に伴って放課後児童クラブのニーズは増大しているが、放
課後児童クラブの利用手続のオンライン化や事業所における ICT 導入は十分に
進んでおらず、保護者や職員の負担軽減につながる取組が期待される。
そのため、2024 年度に実施した放課後児童クラブの ICT 端末の導入や活用に関
する調査結果を踏まえ、ICT 利活用の好事例の横展開等を行い、引き続き利活用
支援を行う。
また、2025 年度に実施する利用手続や事業運営に関する DX 推進実証事業にお
いて、業務標準化やアプリケーションの仕様の検討等を行い、成果物を活用した
好事例等の横展開等を行う。実証事業の成果を踏まえ、放課後児童クラブにおけ
る DX を推進する。
3.医療
<利用者起点で目指す姿>
少子高齢化の進展に伴い、地域における医療従事者の確保が重大な課題となって
いる中、デジタルの力も積極的に活用して、患者一人一人により質が高く、効率的
な医療を提供できるようにしていくことは喫緊の課題である。
このような観点から、取りまとめ2024では、
「医療 DX の推進に関する工程
11
要がある。保育施設等における ICT 導入状況を把握するとともに保育業務施設
管理プラットフォームや保活情報連携基盤とデータ連携が可能な保育 ICT シス
テムの標準仕様を検討し、それらの結果を踏まえ、段階的・計画的に整備を進め
る。
また、ICT 導入の目的は利便性の向上のみに留まらない。こどもの生命に関わ
る重大事故が依然として発生する現状にあっては、テクノロジーも活用し、一層
安全な保育環境を整備することが求められる。そのため、睡眠中の事故防止対策
に必要な機器(午睡センサー)やこどもの見守りに必要な機器(AI 見守りカメ
ラ)など、こどもの安全対策に資する設備等の導入を、既に実施している設備に
おける性被害防止対策の支援とあわせ、推進する。
あわせて、保育分野における ICT 環境整備についてのロールモデルとなる事
例の更なる創出とともに、横展開を行うため、全国複数拠点において、民間事業
者等が自治体と連携し、①先端的な保育 ICT のショーケース化、②ICT に関する
相談窓口・人材育成、③ネットワーク形成・普及啓発をパッケージとして行うモ
デル的な取組(保育 ICT ラボ)を行うための経費を支援する。
④放課後児童クラブ DX の推進
共働き家庭の増加に伴って放課後児童クラブのニーズは増大しているが、放
課後児童クラブの利用手続のオンライン化や事業所における ICT 導入は十分に
進んでおらず、保護者や職員の負担軽減につながる取組が期待される。
そのため、2024 年度に実施した放課後児童クラブの ICT 端末の導入や活用に関
する調査結果を踏まえ、ICT 利活用の好事例の横展開等を行い、引き続き利活用
支援を行う。
また、2025 年度に実施する利用手続や事業運営に関する DX 推進実証事業にお
いて、業務標準化やアプリケーションの仕様の検討等を行い、成果物を活用した
好事例等の横展開等を行う。実証事業の成果を踏まえ、放課後児童クラブにおけ
る DX を推進する。
3.医療
<利用者起点で目指す姿>
少子高齢化の進展に伴い、地域における医療従事者の確保が重大な課題となって
いる中、デジタルの力も積極的に活用して、患者一人一人により質が高く、効率的
な医療を提供できるようにしていくことは喫緊の課題である。
このような観点から、取りまとめ2024では、
「医療 DX の推進に関する工程
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