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資料1-8-2 認定特定非営利活動法人日本がん登録協議会 御提出資料 (63 ページ)

公開元URL https://www8.cao.go.jp/kisei-kaikaku/kisei/meeting/wg/2501_02medical/251029/medical06_agenda.html
出典情報 規制改革推進会議 健康・医療・介護ワーキング・グループ(第6回 10/29)《内閣府》
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提言番号
III-11

内容
全国がん登録での集約時ならびに個人同定時
の判断材料の再検討

重要度


提案の背景
全国がん登録データベースでは氏名、性別、生年月日、住所によって個人同定を実
施しています。しかし、改姓や転居などによって同一人物と判断できない場合もあり、都
道府県がん登録実務者の大きな負担になっているため、個人同定を容易にすることを
目的とした登録項目の追加を検討することが必要です。
ただし、新規に登録項目を追加する場合には、院内がん登録が正確な情報を入手
可能かどうか、入手した情報を間違いなく登録できるかどうかを検討すべきです。例え
ば、「紹介元医療機関名」「紹介先医療機関名」を登録項目に加える場合、診療記録
に記載されている医療機関名をそのままテキストで入力すると正確性を欠く登録が予
想されるため、あらかじめ全国の医療機関にコードを付与することが必要になります。

提案の具体的な内容
個人同定の際の都道府県がん登録実務者の判断材料を再検討することを提案しま
す。その際、新規に登録項目を追加する場合には、コード化等による登録項目の正確
性の確保について考慮をお願いします。

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