よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料1-8-2 認定特定非営利活動法人日本がん登録協議会 御提出資料 (15 ページ)

公開元URL https://www8.cao.go.jp/kisei-kaikaku/kisei/meeting/wg/2501_02medical/251029/medical06_agenda.html
出典情報 規制改革推進会議 健康・医療・介護ワーキング・グループ(第6回 10/29)《内閣府》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

提言番号
I-4

内容

重要度

医療機関への具体的なケースファインディング
方法の提示と届出の働きかけ



提案の背景
全国がん登録は、悉皆性を確保しながらがんに関する情報を登録、収集する仕組み
です。がん登録等の推進に関する法では、病院又は指定された診療所はがん患者の
情報を届け出ることを義務付けられています。さらに、届出漏れを補完するために、がん
の死亡診断を行った病院へ遡り調査を実施することにより、悉皆性を担保する努力が
なされています。しかし、病院又は指定された診療所が、診療情報からがん情報を正確
に抽出し(ケースファインディングし)、正確に登録することは、容易ではなく、一定数の
漏れが生じます。

提案の具体的な内容
全国がん登録が標準的かつ具体的なケースファインディングの方法を医療機関に
提示することを提案します。特に、院内がん登録を行っていない医療機関では、ケース
ファインディング方法の提示によって届出漏れの減少が期待できます。これにより、全国
で均一な精度のケースファインディングが実現され、悉皆性の一層の向上を図ることが
できます。
また、悉皆性を確保するために、医療機関に対して積極的で持続的に働きかけて届
出を促すことも提案します。

5