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資料1-8-2 認定特定非営利活動法人日本がん登録協議会 御提出資料 (30 ページ)

公開元URL https://www8.cao.go.jp/kisei-kaikaku/kisei/meeting/wg/2501_02medical/251029/medical06_agenda.html
出典情報 規制改革推進会議 健康・医療・介護ワーキング・グループ(第6回 10/29)《内閣府》
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提言番号
I-15

内容
院内がん登録の実務者に求めるコンピテンシ
ーの明確化と認定制度の修正等

重要度
★★

提案の背景
現在、院内がん登録実務者の認定制度には、国立がん研究センターが運用する初
級者認定と中級者認定があります。以前には指導者認定もありましたが、全国がん登
録事業の開始前に廃止されました。その一方で、院内がん登録の実施に係る指針(平
成 27 年 12 月 15 日厚生労働大臣告示)の「第 1 院内がん登録の意義」では、院
内がん登録情報を活用して「治療の結果等を評価すること及び他の病院における評
価と比較することにより、がん医療の質の向上が図られること」が期待されています。そ
のため、データ活用が可能な人材についての認定を望む意見があります。また、後進の
育成も重要であり、指導が可能な人材の認定を望む意見もあります。
一方で、院内がん登録の実務者は、その多くは事務職であり、正職員以外のことも
多く、そのような上級者の認定は多くを求めすぎていてバランスが悪いという意見もあ
ります。

提案の具体的な内容
実務者に求めるコンピテンシー(能力や技術、業務体制の整備)の明確化を提言し
ます。それに応じて、認定制度の修正等も提言します。なお、このことについては、日本
がん登録協議会(JACR)や都道府県がん診療連携拠点病院連絡協議会などの意見
聴取のもとに進めていただくようにお願いいたします。

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