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かかりつけ医機能に関する取組事例集(第1版)(令和7年6月) (20 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000123022_00007.html |
出典情報 | かかりつけ医機能の確保に関するガイドラインについて (6/27)《厚生労働省》 |
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7.精神障害等の医療的サポートが必要な方への支援体制の構築
(鳥取県米子市)
(
基
本
情
報
)
背景
課題
取組
概要
効果
総人口・高齢者割合
143,587人 ・ 65歳以上:29.8% 85歳以上:5.9%(令和6年1月1日時点)
面積
132.42㎢(令和6年10月時点)
取組開始時点
平成30年6月~現在
取組に関するホームページ
https://www.city.yonago.lg.jp/17371.htm
担当部署連絡先
米子市障がい者支援課 0859-23-5546
⚫ 精神病院に長く入院している方などの地域移行に関する具体的な課題を把握し、どのよう
な支援を行うか検討するにあたり、市内外の連携体制を構築する必要があり、まずは市内
の連携から取り組むこととした。
⚫ 保健師による個別ケース支援を通じて、市内の関係機関・関係専門職との横の連携を構築。
精神疾患についての市民講座、ひきこもりの現状に関する市民講座なども実施。
⚫ 医療的なサポートが必要な方については、個別に相談・訪問支援を行い、受診同行等をし
て医療機関に繋いでいる。
⚫ 保健師による個別ケース支援を通じ、市内の関係機関・関係専門職との横の連携体制が自
然に構築されている。
主な取組内容
■サポートが必要な方への対応
• 精神障害を含めサポートが必要な方について、情報共有・支援方針を決定するために重層的支援会議を実
施するケースがある。
• 市民からひきこもりの相談等を受け、必要に応じて長寿社会課、地域包括支援センターの職員、障がい者支
援課などの関係機関担当者が集まり、個別ケースの課題を確認し、支援体制・それぞれの機関の役割を明確
にしている。
• 重層的支援会議には、必要に応じて医療機関等も参加し、情報共有。地域連携室等から患者の状況や必
要な支援を聞き取ることなどがある。
• 米子市障がい者基幹相談支援センターは、精神症状が悪化したケースの相談を受けたら、医療機関や鳥取
県西部総合事務所米子保健所等、関係機関と連携して支援を行う。
■保健師を中心とした連携体制整備
• 保健師による個別ケース支援を通じ、
市内の関係機関・関係専門職との横
の連携が自然に構築されている。
• 市民向けのイベント等の実施で地域づ
くりにも貢献。
• 取組に関する協議の場としては右記の
3つがあり、地域移行に精通した主要
メンバーで協議。
• 630調査(※)に関する意見交換や、
交流会なども実施。医療関係のテーマ
(長期入院・退院阻害要因等)も
含まれており、地域移行推進会議に
は、病院長等も参加。
(※)630調査:精神科病院、精神科診療所等及び訪問看護ステーションを利用する患者の実態を把握し、精神保健福祉施策推進のための資料を得る
ことを目的に、毎年6月30日付で厚生労働省が実施している調査
19
(鳥取県米子市)
(
基
本
情
報
)
背景
課題
取組
概要
効果
総人口・高齢者割合
143,587人 ・ 65歳以上:29.8% 85歳以上:5.9%(令和6年1月1日時点)
面積
132.42㎢(令和6年10月時点)
取組開始時点
平成30年6月~現在
取組に関するホームページ
https://www.city.yonago.lg.jp/17371.htm
担当部署連絡先
米子市障がい者支援課 0859-23-5546
⚫ 精神病院に長く入院している方などの地域移行に関する具体的な課題を把握し、どのよう
な支援を行うか検討するにあたり、市内外の連携体制を構築する必要があり、まずは市内
の連携から取り組むこととした。
⚫ 保健師による個別ケース支援を通じて、市内の関係機関・関係専門職との横の連携を構築。
精神疾患についての市民講座、ひきこもりの現状に関する市民講座なども実施。
⚫ 医療的なサポートが必要な方については、個別に相談・訪問支援を行い、受診同行等をし
て医療機関に繋いでいる。
⚫ 保健師による個別ケース支援を通じ、市内の関係機関・関係専門職との横の連携体制が自
然に構築されている。
主な取組内容
■サポートが必要な方への対応
• 精神障害を含めサポートが必要な方について、情報共有・支援方針を決定するために重層的支援会議を実
施するケースがある。
• 市民からひきこもりの相談等を受け、必要に応じて長寿社会課、地域包括支援センターの職員、障がい者支
援課などの関係機関担当者が集まり、個別ケースの課題を確認し、支援体制・それぞれの機関の役割を明確
にしている。
• 重層的支援会議には、必要に応じて医療機関等も参加し、情報共有。地域連携室等から患者の状況や必
要な支援を聞き取ることなどがある。
• 米子市障がい者基幹相談支援センターは、精神症状が悪化したケースの相談を受けたら、医療機関や鳥取
県西部総合事務所米子保健所等、関係機関と連携して支援を行う。
■保健師を中心とした連携体制整備
• 保健師による個別ケース支援を通じ、
市内の関係機関・関係専門職との横
の連携が自然に構築されている。
• 市民向けのイベント等の実施で地域づ
くりにも貢献。
• 取組に関する協議の場としては右記の
3つがあり、地域移行に精通した主要
メンバーで協議。
• 630調査(※)に関する意見交換や、
交流会なども実施。医療関係のテーマ
(長期入院・退院阻害要因等)も
含まれており、地域移行推進会議に
は、病院長等も参加。
(※)630調査:精神科病院、精神科診療所等及び訪問看護ステーションを利用する患者の実態を把握し、精神保健福祉施策推進のための資料を得る
ことを目的に、毎年6月30日付で厚生労働省が実施している調査
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