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かかりつけ医機能に関する取組事例集(第1版)(令和7年6月) (17 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000123022_00007.html |
出典情報 | かかりつけ医機能の確保に関するガイドラインについて (6/27)《厚生労働省》 |
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6.コーディネーター等と協働し地域の自主的な活動推進(大阪府豊中市)
(
基
本
情
報
)
背景
課題
総人口・高齢者割合
399,674人 ・ 65歳以上:26.1% 85歳以上:4.9%(令和6年1月1日時点)
面積
36.39㎢(令和6年10月時点)
取組開始時点
平成18年4月1日~現在
取組に関するホームページ
https://www.city.toyonaka.osaka.jp/kenko/kenko_hokeneisei/chiikiiryo_suishin/tiikiki.html
担当部署連絡先
豊中市健康医療部医療支援課 06-6152-7309
⚫ 高齢化とともに在宅医療需要が高まる中、今後はニーズに応じた訪問診療の提供が困難になることが想定
される。
⚫ 患者の急性増悪時に在宅医が入院先を探す際に手間がかかっていた。
⚫ 病院からの退院時、病院が在宅医を探す際に手間や時間がかかり、在院日数が伸びていた。
⚫ 豊中市地域医療推進基本方針を策定し、病床の効率的な活用、質の高い医療の確保、持続可能な医療体制
の構築に取り組むとともに、市民の役割としてかかりつけ医等を持つことを掲げている。
⚫ 医療・介護関係団体が参加する「虹ねっと連絡会」を立ち上げ、医療・介護の連携等について協議。医師
会を中心に介護関係者等を特に意識的に巻き込み、自主的な活動を促進。
取組
概要
⚫ 豊中市では、在宅医療・介護連携支援センター運営事業を、医師会・歯科医師会・薬剤師会・訪問看護ス
テーション連絡会に委託し、各団体のコーディネーターが会議・研修会等の企画・運営を担当。委託元で
ある市と事前打ち合わせを行い、会議の進行ポイントなどをコーディネータ―が整理し、参加者から忌憚
のない意見を引き出し活発な協議につなげている。
⚫ 在宅医をグループ化するとともに、在宅医グループを支える医療機関・関係団体の一覧を作成。在宅医グ
ループへの受入手順を整備中。
⚫ 病床の有効活用・在宅医の負担軽減を目的にサブアキュート空床情報提供システムを運用。
効果
⚫ 入退院時等の連携を円滑に行うことで、機能分化を図り、医療の質を確保することができる。
主な取組内容
■豊中モデル:在宅医グループの構築とバックアップ体制の構築
サブアキュート病床を持つ病院・有床診療所
• 在宅医グループの
医師を、他科診療
所の医師、多職種、
サブアキュート病床
を持つ病院が支え
るバックアップ体制
を構築。
⚫
⚫
在宅療養中の患者が入院加療が必要になった時に受け入れていただける病院
(病-診連携)
サブアキュート空床情報提供システムに掲載
多職種(歯科医・薬剤師・訪問看護師など)
⚫
⚫
医師の求めに応じて在宅療養中の患者のサポートをする
地域でサポートができる薬局や訪問看護ステーションの情報提供
他科診療所の医師
⚫
⚫
訪問診療はしていないが在宅医グループ内にない診療科をサポートする。
(例えば、精神科、皮膚科など)
訪問診療が必要になった患者がいれば、在宅グループの医師に依頼する。(診-診連携)
在宅医グループの医師
⚫
⚫
■サブアキュート空床情報提供システム
• 市内の病院及び有床診療所が、サブア
キュート病床の空き状況をクラウド
(Googleスプレッドシート)に入力し、診
療所側がリアルタイムで空床情報を閲覧す
ることができるシステム。
• 豊中市保健所がシステム管理。
• Googleスプレッドシートの活用のため、施設
側の経費等がかからず、参加のハードルが低
い。
外来と訪問診療を両輪で行っている医師をグループ化しグループ内でそれぞれを支える。
地域で訪問診療を行っていない診療所の医師から訪問診療を求められた時に対応する。
(診-診連携)
病院・有床診療所側には、
原則1日1回以上更新す
るようにお願いしていま
す。
※病床数に変更のない場
合も更新日時のみ変更を
お願いしています。
・保健所と自身の病院(有床診療所)のみが
編集
できるようにシート毎に権限を設定します。
・閲覧者側は、閲覧用シートだけでなく、病
院用シートも閲覧することが可能です。
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基
本
情
報
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背景
課題
総人口・高齢者割合
399,674人 ・ 65歳以上:26.1% 85歳以上:4.9%(令和6年1月1日時点)
面積
36.39㎢(令和6年10月時点)
取組開始時点
平成18年4月1日~現在
取組に関するホームページ
https://www.city.toyonaka.osaka.jp/kenko/kenko_hokeneisei/chiikiiryo_suishin/tiikiki.html
担当部署連絡先
豊中市健康医療部医療支援課 06-6152-7309
⚫ 高齢化とともに在宅医療需要が高まる中、今後はニーズに応じた訪問診療の提供が困難になることが想定
される。
⚫ 患者の急性増悪時に在宅医が入院先を探す際に手間がかかっていた。
⚫ 病院からの退院時、病院が在宅医を探す際に手間や時間がかかり、在院日数が伸びていた。
⚫ 豊中市地域医療推進基本方針を策定し、病床の効率的な活用、質の高い医療の確保、持続可能な医療体制
の構築に取り組むとともに、市民の役割としてかかりつけ医等を持つことを掲げている。
⚫ 医療・介護関係団体が参加する「虹ねっと連絡会」を立ち上げ、医療・介護の連携等について協議。医師
会を中心に介護関係者等を特に意識的に巻き込み、自主的な活動を促進。
取組
概要
⚫ 豊中市では、在宅医療・介護連携支援センター運営事業を、医師会・歯科医師会・薬剤師会・訪問看護ス
テーション連絡会に委託し、各団体のコーディネーターが会議・研修会等の企画・運営を担当。委託元で
ある市と事前打ち合わせを行い、会議の進行ポイントなどをコーディネータ―が整理し、参加者から忌憚
のない意見を引き出し活発な協議につなげている。
⚫ 在宅医をグループ化するとともに、在宅医グループを支える医療機関・関係団体の一覧を作成。在宅医グ
ループへの受入手順を整備中。
⚫ 病床の有効活用・在宅医の負担軽減を目的にサブアキュート空床情報提供システムを運用。
効果
⚫ 入退院時等の連携を円滑に行うことで、機能分化を図り、医療の質を確保することができる。
主な取組内容
■豊中モデル:在宅医グループの構築とバックアップ体制の構築
サブアキュート病床を持つ病院・有床診療所
• 在宅医グループの
医師を、他科診療
所の医師、多職種、
サブアキュート病床
を持つ病院が支え
るバックアップ体制
を構築。
⚫
⚫
在宅療養中の患者が入院加療が必要になった時に受け入れていただける病院
(病-診連携)
サブアキュート空床情報提供システムに掲載
多職種(歯科医・薬剤師・訪問看護師など)
⚫
⚫
医師の求めに応じて在宅療養中の患者のサポートをする
地域でサポートができる薬局や訪問看護ステーションの情報提供
他科診療所の医師
⚫
⚫
訪問診療はしていないが在宅医グループ内にない診療科をサポートする。
(例えば、精神科、皮膚科など)
訪問診療が必要になった患者がいれば、在宅グループの医師に依頼する。(診-診連携)
在宅医グループの医師
⚫
⚫
■サブアキュート空床情報提供システム
• 市内の病院及び有床診療所が、サブア
キュート病床の空き状況をクラウド
(Googleスプレッドシート)に入力し、診
療所側がリアルタイムで空床情報を閲覧す
ることができるシステム。
• 豊中市保健所がシステム管理。
• Googleスプレッドシートの活用のため、施設
側の経費等がかからず、参加のハードルが低
い。
外来と訪問診療を両輪で行っている医師をグループ化しグループ内でそれぞれを支える。
地域で訪問診療を行っていない診療所の医師から訪問診療を求められた時に対応する。
(診-診連携)
病院・有床診療所側には、
原則1日1回以上更新す
るようにお願いしていま
す。
※病床数に変更のない場
合も更新日時のみ変更を
お願いしています。
・保健所と自身の病院(有床診療所)のみが
編集
できるようにシート毎に権限を設定します。
・閲覧者側は、閲覧用シートだけでなく、病
院用シートも閲覧することが可能です。
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