（ハラスメントの経験の状況）
職種別にハラスメントの経験をみると、「仕事の関係者から殴られた、蹴られた、叩かれ
た、または怒鳴られた」は、「俳優・スタントマン」の 28.7％が最も高く、次いで「声優・
アナウンサー」の 22.9％であった。「仕事の関係者に、心が傷つくことを言われた」は、「声
優・アナウンサー」の 68.6％が最も高く、次いで「俳優・スタントマン」の 54.6％、「文筆、
クリエイター」の 50.0％であった。
「恥ずかしいと感じるほどの体の露出をさせられた」は、「声優・アナウンサー」の 11.4％
第

に身体を触られた」は、「声優・アナウンサー」の 14.3％が最も高く、次いで「文筆、クリ

3

章

が最も高く、次いで「俳優・スタントマン」の 9.3％であった。「仕事の関係者に必要以上
エイター」の 10.6％、「俳優・スタントマン」の 10.2％であった。「羞恥心を感じる性的な
第

過労死等をめぐる調査・分析結果

実演をしなければならない」は、「俳優・スタントマン」の 8.3％が最も高く、次いで「声

３

優・アナウンサー」の 2.9％であった、「性的関係を迫られた」は、「声優・アナウンサー」

章

の 14.3％が最も高く、次いで「俳優・スタントマン」の 11.1％であった（第 3-2-3-10 図）。

過
労
死
等
を
め
ぐ
る
調
査
・
分
析
結
果

第 3-2-3-10 図 職種別ハラスメントの経験（芸術・芸能従事者（実演家）調査）

（資料出所）労働安全衛生総合研究所社会労働衛生研究グループ「令和４年度過労死等に関する実態把握のための労働・社会面調査
研究」をもとに作成
（注）１．職種は複数回答があるため、延べ人数である。
２．過去１年間に経験したものに限っていない。

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