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令和4年度 我が国における過労死等の概要及び政府が過労死等の防止のために講じた施策の状況(令和5年版 過労死等防止対策白書) (117 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/content/11200000/001156170.pdf
出典情報 令和5年版 過労死等防止対策白書(10/13)《厚生労働省》
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職種別に1週間当たりの実労働時間をみると、「60 時間以上」の就業者の割合が高かった
のは順に、
「輸送・機械運転従事者」の 22.4%、
「管理的職業従事者」の 12.5%、
「建設・採
掘従事者」の 11.1%であった。一方、
「60 時間以上」の就業者の割合が低かったのは、
「保健
医療・介護サービス職業従事者」の 2.9%、
「事務従事者」の 3.3%であった(第 3-2-1-4 図)


第 3-2-1-4 図 職種別1週間当たりの実労働時間数(就業者調査)



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過労死等をめぐる調査・分析結果














調







(資料出所)労働安全衛生総合研究所社会労働衛生研究グループ「令和4年度過労死等に関する実態把握のための労働・社会面調査研究」
をもとに作成
(注)自営業者等及び会社役員は、就業時間を労働時間として算出。

所定外労働が生じる理由をみると、
「業務量が多いため」が 42.3%で最も高く、次いで「人
員が不足しているため」が 31.0%、
「仕事の繁閑の差が大きいため」が 18.9%、
「仕事の特性
上、長時間の労働を行わないとできない仕事があるため」が 12.7%、「顧客からの不規則な
要望に対応する必要があるため」が 9.0%であった(第 3-2-1-5 図)


第 3-2-1-5 図 所定外労働が生じる理由(就業者調査)

(資料出所)労働安全衛生総合研究所社会労働衛生研究グループ「令和4年度過労死等に関する実態把握のための労働・社会面調査研究」
をもとに作成
(注)1.複数回答のため、内訳の合計(%)が 100 を超える。
2.労働者は、就業者のうち正社員及び非正規雇用労働者を抽出。

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