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【資料1-2】令和9年度研究事業実施方針(案) の概要(厚生労働科学研究) (55 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_73301.html
出典情報 厚生科学審議会 科学技術部会(第148回 5/21)《厚生労働省》
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令和9年度新規研究課題の具体的な研究内容等
現状におけ
る課題



若年層を中心とした大麻乱用の拡大、麻薬・覚醒剤・指定薬物・市販薬オーバードーズ等の多様化が深刻な課題
となる中、1995年から継続する国内唯一の全国住民調査等を維持し、薬物乱用実態の最新の実態と経時的変
化を把握する必要がある。



天然物医薬品に関する規格基準として、日本薬局方等があるが、生薬の性状の記載方法が他の公定書と合って
いない、確認試験の方法が古く現代の科学技術の水準に合わないといった課題が存在している。また、同じく天然物
医薬品に関する規格基準として薬局製剤指針があるが、令和7年度の医薬品医療機器等法改正を踏まえ、一
般用医薬品としての承認がない漢方処方については、薬局製剤指針に新たに加えることにより、引き続き薬局での
販売を可能とする必要が出てきている。



医療系国家試験の電子化に向けた検討が進む中、薬剤師国家試験を電子化する場合の具体的な検討が必要
である。また、R7年度薬剤師国家試験制度改善検討部会でのとりまとめを踏まえ、R11年度より新たな定義となる
出題区分(複合問題)が実装されることを受け、その作問に資する検討が必要である。

令和9年度研究の概要


薬物乱用・依存状況の実態把握のための全国調査と近年の動向を踏まえた大麻等の濫
用に関する研究
全国規模の疫学調査(①全国の一般住民における薬物乱用経験の調査、②全国の中学
生における薬物乱用経験の調査、③全国の精神科医療現場における乱用薬物の動向調
査、④救急搬送された市販薬急性中毒症例の疫学調査等)を通じ、我が国の薬物使用・
薬物依存の実態に関する基礎情報を収集し、近年の薬物動向及び乱用実態を把握する。



天然物医薬品等の品質・安全性評価法の開発と基盤整備に関する研究
天然物医薬品の性状や確認試験等について、他の公定書との整合や現代の水準に即した
内容を検討するとともに、薬局製剤指針への漢方処方の追加を検討し、天然物医薬品に関
する規格基準の改正案を作成する。



薬剤師国家試験の電子化及び複合問題作成に資する研究
薬剤師国家試験を電子化する際の具体的な方法論・課題及び課題解決に向けた検討を
行う。複合問題を作問するにあたり、具体的な出題例や作問方法及び作問体制の構築に
資する資料を作成する。

研究の成果・活用
• 国内の薬物使用の生涯経験率や依存の
実態を把握し、国連機関UNODCへの報
告、薬物乱用防止施策の評価、薬物乱
用防止五か年戦略等の策定に向けた基
礎情報として活用する。
• 日本薬局方や薬局製剤指針等の天然物
医薬品に関する規格基準を改正する。

• 国試の電子化に係る今後の部会等での検
討資料としての活用の他、作問を実施する
試験委員会での活用、新国家試験の出
題例について薬学教育関係諸機関への周
知への活用を想定している。

薬事行政における規制・取締等の整備、政策の立案・実行に反映

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