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【資料1-2】令和9年度研究事業実施方針(案) の概要(厚生労働科学研究) (19 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_73301.html
出典情報 厚生科学審議会 科学技術部会(第148回 5/21)《厚生労働省》
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循環器疾患・糖尿病等生活習慣病対策総合研究事業

令和8年度予算額

647,561千円

事業概要(背景・目的)
健康寿命の延伸や健康格差の縮小、生涯を通じた生活の質の維持・向上を図るためには、包括的かつ計画的な生活習慣病対策が求められている。本研究事業では、がん以外の代表的な生活習慣病対策
について、疫学研究、臨床研究及び臨床への橋渡し研究を推進する。そして保健・医療の現場や行政施策に寄与するエビデンスの創出を目指す。
本研究事業では、研究内容を大きく3分野に分けている。
○ 健康づくり分野
生活習慣の改善、健康づくりを通じ、健康寿命の延伸・健康格差の縮小に資する政策の評価や、その根拠となるエビデンスの創出に関する研究を行う。
○ 健診・保健指導分野
健診や保健指導の質の向上、提供体制の検討、結果の有効利用等を通じ、効果的かつ効率的な健診・保健指導の実施に資する研究を行う。
○ 生活習慣病管理分野
脳卒中を含む循環器疾患や糖尿病等を対象に、病態解明や治療の均てん化、生活習慣病を有する者の生活の質の維持・向上等に資する研究を行う。

令和9年度研究事業のポイント
各分野において優先的に推進することを検討している研究課題の例を示す。
○ 健康づくり分野
【継続】「健康寿命の延伸及び健康格差縮小に影響を与える因子の解明のための研究」:生活習慣・生活習慣病などの要因が健康寿命に与える影響を体系的に整理し、要因改善や格差縮小による効果を
定量的に評価する。
【新規】「新たな睡眠指針に基づく適切な睡眠・休養取得のための介入方法の検討」:ウェアラブルデバイスやアプリケーション等を活用し適切な睡眠・休養のための介入方法を検討する。
○ 健診、保健指導分野
【継続】「特定健康診査における問診・検査項目の必要性・妥当性の検証、及び新たな項目の検討のための研究」:第5期特定健診等実施計画の策定に向け、問診・検査項目の妥当性、新規項目の必要性
等の検討を行う。
【新規】「保健指導の効果的な手法や研修体制の充実に資する研究」:受講者のニーズにあった具体的な研修のあり方を示し、保健指導研修ガイドラインの見直しの観点を整理する。
○ 生活習慣病管理分野
【継続】「小児期・若年期に発症する循環器病に対する診療体制の充実のための研究」:小児期・若年期に発症する循環器病に対する診療の現状と課題を整理し、診療体制の充実のために必要な事項を整
理する。
【新規】「持続可能な脳卒中の医療提供体制の確保のための実態把握のための研究」:感染症流行時や災害時を含めた脳卒中急性期診療体制の実態を把握し、体制上の課題を整理する。

これまでの研究事業の成果概要
栄養・食生活、身体活動・運動、休養・睡眠、飲酒、喫煙及び歯・口腔の健康等の生活習慣や健診・保健指導から、生活習慣病の病態解明や治療法の確立、生活習慣病を有する者の生活の質の維持・向上
等まで幅広い課題に対して、その研究成果を施策に反映している。
・「健康づくりのための身体活動・運動の実践に影響を及ぼす原因の解明と科学的根拠に基づく対策の推進のためのエビデンス創出」において、身体活動・運動に関するエビデンスの整理を行い、検討会を
行った上で、基準及び指針を定めた「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」を発出した。
・「特定健康診査および特定保健指導における問診項目の妥当性検証と新たな問診項目の開発研究」における研究結果が、第4期特定健診・特定保健指導等の見直しや「標準的な健診・保健指導プログラ
ム」の改訂に貢献した。(令和5年度終了)
・「循環器病対策の進捗評価法の確立を目指した研究」において、第2期循環器病対策推進基本計画の中間評価を行うための適切な手法の検討とその検討に必要な臨床情報の収集を行った。また、これま
での我が国の循環器病対策の評価と第2期循環器病対策推進基本計画の進捗状況の把握等を行った。 (令和7年度終了)