社会保障審議会
従事者
介護保険部会（第１１７回）

主な養介護施設等における虐待種別ごとの発生状況（前年度との比較）

資料３
件数
P12

人数
を更新

令和７年２月２０日

○ 虐待種別ごとの虐待判断件数を前年度と比較すると、特別養護老人ホームや認知症対応型共同生活介護では身体的
虐待や心理的虐待が増加している。また、有料老人ホームのうち、住宅型有料老人ホームにおいて、適正な手続きを経てい
ない身体的拘束等や介護等放棄が増加している。
○ 虐待種別ごとの被虐待者数を前年度と比較すると、特別養護老人ホームでは経済的虐待と心理的虐待が、介護老人
保健施設と住宅型有料老人ホームでは身体的拘束等が、介護付きホームでは経済的虐待が増加している
（参考）なお、サービス種別と虐待類型の関係 ※ を年次推移で見たとき、特養をはじめとする介護保険施設における身体的虐待の判断件数は、
介護報酬改定により高齢者虐待防止措置を義務化した令和3年の前後3年間平均でみると、減少傾向にある（平成30年度～令和2年度平
均65.30％→令和3年度～令和５年度平均51.97％）。
（※:平成30年度～令和５年度「高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律」に基づく対応状況等に関する調査結果より

70 (件) ※令和５年度-４年度間の増減計253件及び929人の内訳について、表示しているサービス種別分を抜粋
60
※複数回答のため、合計が総増加数と一致しない。
60
50

43

38

40

31

30
20

26

24
2

0

7

0

100
50

1

11

5

4

66
8

1
-9

共認
同知
生症
活対
介応
護型

保介
健護
施老
設人

(うち身体的拘束等)

介護等放棄

人数

131

17

53
2

-1

心理的虐待

(n=929)

89
50

41 31 31

3

-3

100

-11

身体的虐待

12

9
1

132

6
老 特
人 別
ホ 養
ー 護
ム

11 9

164
76

61 72

14 12

-3

110
50

8

3

160

0
-50

25

6

-4

150

39

37

15

1

-10
200 (人)

(n=253)

26
17

13

10

43

件数

59

有
料
老
人
ホ
ー
ム

18

73
24 13 16

（
住内
宅数
型）

性的虐待

5
-32 -31

-3

-22

（
介 内
護 数
付 ）
き

経済的虐待

出典:令和5年度「高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律」に基づく対応状況等に関する調査結果,資料２,p32～36.

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