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デジタル田園都市国家構想基本方針(案) (120 ページ)

公開元URL https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/digital_denen/dai8/gijisidai.html
出典情報 デジタル田園都市国家構想実現会議(第8回 6/1)《内閣官房》
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・各市町村における住民への災害情報伝達手段の整備促進、多重化に向け、専門
的な知見を有するアドバイザーの派遣、実態把握、助言等を通じて、課題・
解決方策の共有等の支援を行う。
・災害発生時のバックアップの通信網となる衛星通信回線について、機器の機能
向上やアプリケーション拡充等の検討を行い、非常用通信手段の高度化を進
める。
(消防庁国民保護・防災部防災課防災情報室)

⒤デジタル化による消防・防災の高度化
・各消防本部で今後予定される消防指令システムの更新にあわせ、119 番通報に
ついて、音声にとどまらず画像、動画、データ等の活用が可能となるよう、
今後のシステムに求められる機能を検討し、システムの試作、他システムと
のデータ連携等の実証を実施する。
(消防庁国民保護・防災部防災課防災情報室)

⒥消防団を中核とした地域防災力の充実強化
・多様化する災害に対応するための消防団の設備等の支援や、幅広い住民の消防
団への加入促進等を通じた地域防災力の充実強化を図る。
(消防庁国民保護・防災部防災課地域防災室)

⒦レジリエントな社会の実現に向けた防災・減災 DX に関する研究開発
・各地域において喫緊の課題となっている災害対応現場の DX を研究開発により
推進し、レジリエントな社会を実現するため、国立研究開発法人防災科学技術
研究所において、産学共創の下、防災情報等の先進的なセンシング・モニタリ
ング手法の開発とデータの統合基盤の整備・活用を通じた防災・減災に資する
情報プロダクツ 40の創出やデジタルツイン 41などの最先端技術の開発等に向け
た更なる環境整備を図る。
(文部科学省研究開発局地震・防災研究課)

・地方公共団体等の災害対応を支援するため、これまでの災害対応の経験やニー
ズ等を踏まえ、現在内閣府で運用している総合防災情報システム及び国立研究
開発法人防災科学技術研究所で運用している SIP4D 42のシステムの役割や在り
方を再度整理し、情報集約、地図情報への加工、災害対応機関への提供等を可
能とする新たな防災システムを開発する。
(内閣府政策統括官(防災担当)付参事官(防災デジタル・物資支援担当))

40 各種観測データから得られるハザード・リスク情報に社会科学的な知見を加えたシミュレーションを行い、災害状況の把

握や予測、対応において、利活用しやすい形に加工したもの。
41 現実の世界で収集した様々なデータを活用し、コンピュータ上で再現する技術のこと。
42 Shared Information Platform for Disaster management の略で、災害時に状況認識を統一するために、災害対応に必要と

される情報を多様な情報源から収集し、利用しやすい形式に変換して迅速に配信する機能を備えたシステムであり、防災
情報の基盤的流通を担うもの。

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