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デジタル田園都市国家構想基本方針(案) (118 ページ)

公開元URL https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/digital_denen/dai8/gijisidai.html
出典情報 デジタル田園都市国家構想実現会議(第8回 6/1)《内閣官房》
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じん

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⒜次期国土強 靱 化基本計画の検討と継続的な防災・減災、国土強 靱 化の推進
・切迫化する大規模地震災害、相次ぐ気象災害、火山災害、インフラ老朽化対策
等の国家の危機に打ち勝ち、地域社会の重要な機能を維持するためには、デジ
じん
タル技術を活用し、防災・減災、国土強 靱 化の強化を図ることが不可欠であ
じん
る。このため、次期「国土強 靱 化基本計画」の検討を進めるとともに、中長
期的かつ明確な見通しの下、「国家百年の大計」として、ハード・ソフト一体
となって取組を継続的・安定的に推進する。
(内閣官房国土強靱化推進室)

⒝予測情報の高度化と水害リスク情報・評価の充実
・災害対応や避難行動等に資するより精度の高い予測情報の提供を行うため、河
川において本川・支川が一体となった洪水予測や3日程度先の水位予測に取り
組むほか、高潮・高波については AI 動画解析を活用したうちあげ高の観測技
術の開発、土砂災害については地震後の土砂災害警戒情報の運用見直し及び降
灰後土石流の影響範囲予測の迅速化等を実施する。
(国土交通省水管理・国土保全局河川環境課、砂防部砂防計画課、砂防部保全課海岸室)

・新たに浸水範囲と浸水頻度の関係を示した「水害リスクマップ」を整備し水害
リスク情報の充実を図るとともに、データ利用者のニーズやリスク・予測情報
の利用優先度を踏まえつつデータ形式・基盤整備等の検討を進め、オープンデ
ータ化を図り、リスクコミュニケーションを推進する。
(国土交通省水管理・国土保全局河川環境課、河川計画課情報企画室)

⒞適応策と緩和策を両立させるダム運用の高度化
・気候変動に対して、流域治水(適応)とカーボンニュートラル(緩和)を両立
させる取組として、最新の予測技術を活用し事前放流や水力発電の更なる強化
のためのダム運用の高度化を推進する。
(国土交通省水管理・国土保全局河川環境課)

・水系におけるより効果的な事前放流の実施に向け、1級・2級水系の利水ダム
における水位等のリアルタイムデータを河川管理者に一元的に集約し、関係者
間で共有するための情報網の整備を推進する。
(国土交通省水管理・国土保全局河川環境課)

⒟施設維持管理・操作の高度化・効率化
・操作員の担い手不足や洪水時の安全確保などの課題に対し、排水機場等の遠隔
監視・遠隔操作化を推進する。
(国土交通省水管理・国土保全局河川環境課)

・土砂災害の復旧現場等における施工の安全性・生産性向上、早期復旧の実現の
ため、5G 通信を活用した無人化施工について、実証実験を踏まえ復旧現場で
の実装を推進する。
(国土交通省水管理・国土保全局砂防部保全課)

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