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母子保健検討委員会答申 (33 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.med.or.jp/nichiionline/article/012754.html |
| 出典情報 | 日本医師会 定例記者会見(5/20)《日本医師会》 |
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え相談しやすい環境が向上している。
母子保健対策では、
「第2次健やか親子 21」の推進など、こどもの成長と
子育てを支援することへの期待が高まると共に、虐待防止が重点課題とされ、
虐待に関する問診項目が乳幼児健診の必須の問診項目として設定され、虐待
の早期発見の機能が強化されている。他児や兄弟との関係なども含め、家庭
での育児状況や親の健康状態も併せて要支援親子を把握し支援につなぐた
めに、こどもの育ちを親と共有しながら、育児状況を把握することで確実に
必要な支援につなげていくことが求められる。ここでも産後うつ等の親の課
題を小児科医は産婦人科医・保健師と個人情報に注意しつつ密に連携してい
かなければ、こどもも健康な育ちができないことを念頭に置いておかなけれ
ばならない。
また、公衆衛生的な観点から、地域の集団として健康状態の分析から地域
の課題をみるなど個別から集団への視点を持ち、地域の健康課題を把握する
ことも忘れてはならない。乳幼児健診が保護者同伴の最後の健診であるとと
らえれば、健診から見えてくる地域の子育て環境に当事者からの声を聞く最
大の機会でもある。このことは、地域で支援するチームで対応し、産婦人科
医による妊産婦健診時、母親教室等で保健師や小児科医の受け皿の整備を行
い、健診後の課題をつないでいくことが重要である。医師会には母子の産前
産後情報の産科医・小児科医間の確実な引継ぎ、連携への研修、そして保健
師を含む多職種との連携の橋渡しを地区医師会が積極的に担うように指導
を要望する。
4. 5歳児健診の今後の方向性
現在、小児から思春期、成人期にいたる成長過程でみられる心理的課題が
問題視されているx,xi。ゲームやインターネット依存、睡眠不足、運動不足、
肥満ややせ、対人関係構築不全、自己肯定感の低下、いじめの対象、不登校、
非行、オーバードーズ、生活習慣病など、多岐にわたる課題を予防していく
ための手段やその時期は明確にはされていない。
しかし、その課題解決の一つとなるかもしれないのが乳幼児健診である。
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母子保健対策では、
「第2次健やか親子 21」の推進など、こどもの成長と
子育てを支援することへの期待が高まると共に、虐待防止が重点課題とされ、
虐待に関する問診項目が乳幼児健診の必須の問診項目として設定され、虐待
の早期発見の機能が強化されている。他児や兄弟との関係なども含め、家庭
での育児状況や親の健康状態も併せて要支援親子を把握し支援につなぐた
めに、こどもの育ちを親と共有しながら、育児状況を把握することで確実に
必要な支援につなげていくことが求められる。ここでも産後うつ等の親の課
題を小児科医は産婦人科医・保健師と個人情報に注意しつつ密に連携してい
かなければ、こどもも健康な育ちができないことを念頭に置いておかなけれ
ばならない。
また、公衆衛生的な観点から、地域の集団として健康状態の分析から地域
の課題をみるなど個別から集団への視点を持ち、地域の健康課題を把握する
ことも忘れてはならない。乳幼児健診が保護者同伴の最後の健診であるとと
らえれば、健診から見えてくる地域の子育て環境に当事者からの声を聞く最
大の機会でもある。このことは、地域で支援するチームで対応し、産婦人科
医による妊産婦健診時、母親教室等で保健師や小児科医の受け皿の整備を行
い、健診後の課題をつないでいくことが重要である。医師会には母子の産前
産後情報の産科医・小児科医間の確実な引継ぎ、連携への研修、そして保健
師を含む多職種との連携の橋渡しを地区医師会が積極的に担うように指導
を要望する。
4. 5歳児健診の今後の方向性
現在、小児から思春期、成人期にいたる成長過程でみられる心理的課題が
問題視されているx,xi。ゲームやインターネット依存、睡眠不足、運動不足、
肥満ややせ、対人関係構築不全、自己肯定感の低下、いじめの対象、不登校、
非行、オーバードーズ、生活習慣病など、多岐にわたる課題を予防していく
ための手段やその時期は明確にはされていない。
しかし、その課題解決の一つとなるかもしれないのが乳幼児健診である。
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