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母子保健検討委員会答申 (17 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.med.or.jp/nichiionline/article/012754.html |
| 出典情報 | 日本医師会 定例記者会見(5/20)《日本医師会》 |
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ら、こころの問題として「親としての自信」「夫婦仲の問題」
「家庭
不和」などの内容が上位を占めてきている。利用目的が「産後の体
力回復」から、「母親のこころの相談」などニーズの多様化が顕著に
表面化している。センターからは、医療介入を含めた、より専門的
な対応を必要とする事例が増加していることも報告されている。こ
れに対して、県の追加事業として、妊産婦メンタルサポート体制強
化事業を設置し、産前産後ケアセンターに心理職を常勤配置して、
相談に応じている。しかし、その事業を担当する医療関係分野が、
山梨大学精神科1医療機関に限定されていることから、需要に供給
が追い付いてない状況にある。産科医療機関からの「出来るだけ早
い対応」希望が直に反映されず、予約診療が2、3か月先になるこ
とも多く、地域担当の保健師との情報提供と連携を図って開業心療
内科へつなぐ事例が増加している。
母親ごとに抱える悩みごとは多様性を持ち、同じ悩みを持つ仲間
と語り合える場だけでは対応しきれない事例が増加しており、
「時代
に即したレスパイト」の整備などが必要になっていて、多職種との
連携も今後の検討事項になっている。また、外国籍の母親への対応
も対策が必要になってきている。
(5)小児科診療所の独自支援が制度的に評価されていない現状
生後1か月の健診、あるいは、定期予防接種でかかわる小児科医
が、母親や家族と関わり、地域の保健師と連携して支援する動きが
みられている。小児科診療所と地域の母子保健担当保健師とは、地
域特性として、顔の見える関係にあることが、母親支援につながっ
ている。自院に非常勤の心理士や栄養士を配置して、独自に母親支
援を実施している小児科診療所や、パパママ教室やこども連れのお
茶会などを開催している産科診療所もある。しかし、診療報酬など
による裏付けや社会的支援を受けられず、ボランティア活動になっ
ている。山梨県全体の助産師不足から、小児科診療所で、非常勤の
助産師を配置することは、非常に高いハードルとなっており、通所
12
「家庭
不和」などの内容が上位を占めてきている。利用目的が「産後の体
力回復」から、「母親のこころの相談」などニーズの多様化が顕著に
表面化している。センターからは、医療介入を含めた、より専門的
な対応を必要とする事例が増加していることも報告されている。こ
れに対して、県の追加事業として、妊産婦メンタルサポート体制強
化事業を設置し、産前産後ケアセンターに心理職を常勤配置して、
相談に応じている。しかし、その事業を担当する医療関係分野が、
山梨大学精神科1医療機関に限定されていることから、需要に供給
が追い付いてない状況にある。産科医療機関からの「出来るだけ早
い対応」希望が直に反映されず、予約診療が2、3か月先になるこ
とも多く、地域担当の保健師との情報提供と連携を図って開業心療
内科へつなぐ事例が増加している。
母親ごとに抱える悩みごとは多様性を持ち、同じ悩みを持つ仲間
と語り合える場だけでは対応しきれない事例が増加しており、
「時代
に即したレスパイト」の整備などが必要になっていて、多職種との
連携も今後の検討事項になっている。また、外国籍の母親への対応
も対策が必要になってきている。
(5)小児科診療所の独自支援が制度的に評価されていない現状
生後1か月の健診、あるいは、定期予防接種でかかわる小児科医
が、母親や家族と関わり、地域の保健師と連携して支援する動きが
みられている。小児科診療所と地域の母子保健担当保健師とは、地
域特性として、顔の見える関係にあることが、母親支援につながっ
ている。自院に非常勤の心理士や栄養士を配置して、独自に母親支
援を実施している小児科診療所や、パパママ教室やこども連れのお
茶会などを開催している産科診療所もある。しかし、診療報酬など
による裏付けや社会的支援を受けられず、ボランティア活動になっ
ている。山梨県全体の助産師不足から、小児科診療所で、非常勤の
助産師を配置することは、非常に高いハードルとなっており、通所
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