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会議資料 (93 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000198856_00045.html
出典情報 医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議(第67回 2/6)《厚生労働省》
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(公知申請への該当性に係る企業見解の様式)
要望番号;IV-112
報告においては,末梢血幹細胞移植,造血細胞移植を受けた患者を対象としたレビューも
行われている 28,30。
日本においては,無作為化試験の報告はなかったものの,骨髄移植または臍帯血移植を受
けた患者を対象として,移植登録一元管理プログラム登録データベースを用いた研究 37,39,42
や後ろ向き研究 20,40,41 で MTX とカルシニューリン阻害剤の使用実態やその有効性を示唆す
る報告がある。加えて,造血細胞移植時の GVHD 予防に関する MTX の用法・用量,併用
薬の使用実態調査 43 が報告されており,MTX とカルシニューリン阻害剤の併用療法が標準
的に行われていると考えられる。
以上のとおり,国内外の教科書,ガイドライン等の記載状況,文献報告,使用実態調査等
から,同種造血細胞移植時の GVHD の予防において,MTX とカルシニューリン阻害剤の
併用は標準的かつ有効な治療法であると考える。
(2)要望内容に係る外国人におけるエビデンス及び日本人における安全性の総合評価につ
いて
国内外の文献において,他の GVHD 予防治療と比較して中等度の口腔粘膜炎の頻度が高い
40

,GVHD に関連しない間質性肺炎による死亡が認められた 9 等の報告があったが,感染

症,間質性肺炎等の発現頻度については対照群と大きな違いがなかったとの報告 10 もみら
れた。国内外のガイドライン,教科書等においては,MTX の使用による生着の遅れや粘膜
炎 21・口内炎,肝障害,骨髄抑制 37 等が副作用として挙げられている。
MTX の静脈内投与は,白血病,乳がん,尿路上皮癌を適応としてすでに長い使用経験があ
り,添付文書において重要な基本的注意として上記疾患についても注意喚起がなされてお
り,GVHD の予防を目的とした使用において,新たな安全性上の懸念はないと考える。
(3)要望内容に係る公知申請の妥当性について
上記(1)および(2)を踏まえ,GVHD の予防において MTX の有効性や安全性は,医学
薬学上公知であると考える。したがって,これらのエビデンスを用いることで,追加の臨
床試験等を実施することなく,公知申請を行うことが妥当であると判断した。

8.効能・効果及び用法・用量等の記載の妥当性について
(1)効能・効果について
MTX は国内外いずれにおいても同種造血細胞移植時の GVHD の予防の治療薬としては承
認されていないものの,国内外の教科書 31,32,33,34,35,36,ガイドライン 1,3,4,5,37 で,GVHD の予
防としてカルシニューリン阻害剤(CSP または TAC)と MTX(短期投与)の併用が推奨さ
れている。
無作為化試験として,CSP と MTX の短期投与(移植後 1 日目に 15 mg/m2,3,6,11 日目
に 10 mg/m2)の併用群と CSP 単独投与群との比較で GVHD 予防の効果が報告されている
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