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会議資料 (28 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000198856_00045.html
出典情報 医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議(第67回 2/6)《厚生労働省》
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要望番号

R7-16

要望者名












要望された医薬品

eravacycline dihydrochloride
Tetraphase Pharmaceuticals, Inc.
PAION Deutschland GmbH

効能・効果

複雑性腹腔内感染症

用法・用量

18 歳以上の患者に 1 mg/kg を 12 時間ごとに約 60 分かけて点滴静注する。投与期間は 4〜14 日間とする。

要望内容
「医療上の必要性に係 (1) 適応疾病の重篤性についての該当性
る基準」への該当性に 〔特記事項〕
関する WG の評価



生命に重大な影響がある疾患(致死的な疾患)

腹腔内感染症は重症患者における敗血症の 2 番目に多い原因でもあり、集中治療室(ICU)患者の約 5%が罹患している。ICU 患
者における腹腔内感染症による死亡率は 5〜50%であり 1)、腹腔内感染症は生命に重大な影響のある疾患と考える。
1) Napolitano LM., Intra-abdominal Infections. Semin Respir Crit Care Med. 2022 Feb;43(1):10-27. doi: 10.1055/s-0041-1741053. Epub 2022 Feb 16. PMID: 35172355.

(2) 医療上の有用性についての該当性



欧米等において標準的療法に位置づけられており、国内外の医療環境の違い等

を踏まえても国内における有用性が期待できると考えられる
〔特記事項〕
eravacycline は、MRSA やカルバペネム耐性腸内細菌科細菌などの多剤耐性株を含む、様々なグラム陽性菌およびグラム陰性菌に
対して幅広いスペクトラム活性を示している 2)。eravacycline は、本邦で腹腔内感染症の治療として用いられているメロペネムと
の比較試験において非劣性が認められ 3)、本邦において腹腔内感染症の多剤耐性菌治療に用いられているチゲサイクリンよりも
抗菌活性が高い 2)。さらに、eravacycline はチゲサイクリンと比較して有害事象に伴う中止が少なく、忍容性が高い 4)。eravacycline
は、米国外科感染症学会の定める腹腔内感染症ガイドラインにおいて、腹腔内感染症の初期治療薬として推奨されている 5)こと
から、欧米等において標準的療法に位置づけられていると判断した。
2) LaPlante KL, Dhand A, Wright K, Lauterio M. Re-establishing the utility of tetracycline-class antibiotics for current challenges with antibiotic resistance. Ann Med. 2022

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