よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


会議資料 (27 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000198856_00045.html
出典情報 医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議(第67回 2/6)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

内液、膵液等)が著しく粘稠となり、管腔が閉塞し感染し易くなる症例や、胎便性イレウスをきたし膵臓の萎縮に伴う膵外分泌
不全から消化吸収不良を生じ、呼吸器感染の繰り返しを経て呼吸不全となる症例が多い 2)。2021 年 8 月までに蓄積された 127 症
例(男性 62 例、女性 65 例)のデータでは、生存期間の中央値は 24.0 年となっており 2)、生命に重大な影響のある疾患と考える。
1) 竹山宜典, 仁尾正記, et al.嚢胞性線維症の診療の手引き. 改訂第 2 版. 厚生労働科学研究費補助金難治性疾患等克服研究事業「難治性膵疾患に関する研究班」2018
年 1 月. Available from:http://www2.htc.nagoya-u.ac.jp/~ishiguro/lhn/cftebiki.pdf
2) 難病情報センター:嚢胞性線維症(指定難病 299). Available from: https://www.nanbyou.or.jp/entry/4532

(2) 医療上の有用性についての該当性



既存の療法が国内にない

〔特記事項〕
本邦における嚢胞性線維症の治療は、去痰薬や抗菌薬による呼吸器感染症の予防や、膵酵素補充療法、高タンパク・高脂肪食に
よる栄養療法など、
対症療法が中心であり 1)、
嚢胞性線維症の根本的な治療法はない。
tezacaftor/ivacaftor は、CFTR 遺伝子の F508del
変異ホモ接合体の嚢胞性線維症患者、または in vitro データおよび/または臨床的証拠に基づいて tezacaftor/ivacaftor に反応する
CFTR 遺伝子の変異を少なくとも一つ有する嚢胞性線維症患者を対象とした CFTR モジュレーターであり、肺機能の改善や肺急
性増悪率の低下、生活の質の向上などの臨床的な有効性を示すことが報告されている 3)。本邦において、F508del 変異を有する嚢
胞性線維症患者は極めて稀である一方で、ヨーロッパ由来のアレルを持つ患者から F508del 変異が検出されていることが報告さ
れていることから 4)、本邦においても本剤の対象となる患者が少数存在すると考えられる。以上により、
「既存の療法が国内にな
い」に該当すると判断した。
3) Taylor-Cousar JL, Munck A, McKone EF, et al., Tezacaftor- Ivacaftor in Patients with Cystic Fibrosis Homozygous for Phe508del. N Engl J Med. 2017 Nov 23;377(21):2013-2023.
doi: 10.1056/NEJMoa1709846. Epub 2017 Nov 3. PMID: 29099344.
4) Kozawa Y, Yamamoto A, Nakakuki M, et al., Clinical and genetic features of cystic fibrosis in Japan. J Hum Genet. 2023 Oct;68(10):671-680. doi: 10.1038/s10038-023-01160-2.
Epub 2023 May 22. PMID: 37217688.





5

27 / 230