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総ー8選定療養に導入すべき事例等に関する提案・意見募集の結果について[657KB] (10 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_63440.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 総会(第617回 9/17)《厚生労働省》 |
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<歯科>
提案・意見内容
歯科ドック
部分床義歯におけるノンクラスプデンチ
ャーの導入
金属アレルギーを有する患者に対するノ
ンクラスプデンチャーの製作
Er;YAG レーザーを使用したSRP
小児・成長期における矯正治療
CAD/CAM 技術にて製作した総義歯
ラバーダム防湿を併用した治療
メタル(金属)レスブラケット
要介護の患者に対する給付外インプラン
ト義歯の一部除去及びその後の義歯管理
保険給付該当年齢以降の外傷歯保護装置
と、運動・スポーツ用のマウスガード
理由
健康寿命が伸びている現在、食べる事の重要性が再認識されるなか、口腔の管理に対する
意識の高まりから、歯周病検査だけでない歯科ドックの需要は高まっているものと考える。
実際、自治体によっては補助を出している所もあるので、選定療養にしてはいかがか。
審美的な側面からも患者のニーズも高い。設計に考慮すれば摘要事例もあり導入すべきと
考える。
残存歯数や解剖学的に矮小歯である歯牙のために義歯の装着が必要になった金属アレルギ
ーを有する患者に対し、クラスプを使用せずに義歯の製作が可能であれば、対象患者にと
っては有益であると考えられるため。
歯周基本治療をドクターのみでやらざるを得ない状況では、レーザーを使用するのは、時
間の短縮にもなりますので、新規導入するべきであると考えます。
小児・成長期における矯正治療は、歯列不正だけでなく口腔習癖や口腔機能発達不全の改
善にもアプローチが可能であり、歯列・口腔機能が適切に発達するのを助けることにより、
発達不全がもたらす疾患の軽減が見込めるだけではなく、ひいては成人期におけるう蝕、
歯周病等のリスクを減らすことにも寄与すると考えられるため。
製作過程の簡便化による通院回数の減少、CAD/CAM 技術を用いて製作過程のオートメーショ
ン化による歯科技工士の労働時間の改善等、患者満足度の向上、診療報酬の削減、歯科技工
士の労働環境の改善を期待できるため、新規導入すべきと考える。
患者が受診時の安全性や治療予後を鑑みて、ラバーダム防湿の併用を希望した際に、選定
療養の対象として費用の負担を生じさせることは、患者と歯科医院、双方のメリットとな
る。
矯正歯科の保険診療で用いられるダイレクトボンド用ブラケットには様々な種類があり、
材料価格も一定でないため、選定療養に適していると考えられます。
要介護となった高齢者に限り、インプラント義歯に伴うインプラント周囲炎の治療と一部
除去に要する残存歯がある場合の歯科医学的管理について、医療安全上並びに保険システ
ム上からの配慮により、保険外併用療養の対象に追加して、保険給付を行う必要がある。
外傷歯保護のための口腔内装置の適用は 18 歳未満に限られるが、システマチック・レビュ
ー論文で、一度口腔外傷を起こした場合の再発リスクが高いことが示され、また身体の向
(注)提案があった意見を提案順にとりまとめたものであり、今後、精査する中で変更がありうる。
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提案・意見内容
歯科ドック
部分床義歯におけるノンクラスプデンチ
ャーの導入
金属アレルギーを有する患者に対するノ
ンクラスプデンチャーの製作
Er;YAG レーザーを使用したSRP
小児・成長期における矯正治療
CAD/CAM 技術にて製作した総義歯
ラバーダム防湿を併用した治療
メタル(金属)レスブラケット
要介護の患者に対する給付外インプラン
ト義歯の一部除去及びその後の義歯管理
保険給付該当年齢以降の外傷歯保護装置
と、運動・スポーツ用のマウスガード
理由
健康寿命が伸びている現在、食べる事の重要性が再認識されるなか、口腔の管理に対する
意識の高まりから、歯周病検査だけでない歯科ドックの需要は高まっているものと考える。
実際、自治体によっては補助を出している所もあるので、選定療養にしてはいかがか。
審美的な側面からも患者のニーズも高い。設計に考慮すれば摘要事例もあり導入すべきと
考える。
残存歯数や解剖学的に矮小歯である歯牙のために義歯の装着が必要になった金属アレルギ
ーを有する患者に対し、クラスプを使用せずに義歯の製作が可能であれば、対象患者にと
っては有益であると考えられるため。
歯周基本治療をドクターのみでやらざるを得ない状況では、レーザーを使用するのは、時
間の短縮にもなりますので、新規導入するべきであると考えます。
小児・成長期における矯正治療は、歯列不正だけでなく口腔習癖や口腔機能発達不全の改
善にもアプローチが可能であり、歯列・口腔機能が適切に発達するのを助けることにより、
発達不全がもたらす疾患の軽減が見込めるだけではなく、ひいては成人期におけるう蝕、
歯周病等のリスクを減らすことにも寄与すると考えられるため。
製作過程の簡便化による通院回数の減少、CAD/CAM 技術を用いて製作過程のオートメーショ
ン化による歯科技工士の労働時間の改善等、患者満足度の向上、診療報酬の削減、歯科技工
士の労働環境の改善を期待できるため、新規導入すべきと考える。
患者が受診時の安全性や治療予後を鑑みて、ラバーダム防湿の併用を希望した際に、選定
療養の対象として費用の負担を生じさせることは、患者と歯科医院、双方のメリットとな
る。
矯正歯科の保険診療で用いられるダイレクトボンド用ブラケットには様々な種類があり、
材料価格も一定でないため、選定療養に適していると考えられます。
要介護となった高齢者に限り、インプラント義歯に伴うインプラント周囲炎の治療と一部
除去に要する残存歯がある場合の歯科医学的管理について、医療安全上並びに保険システ
ム上からの配慮により、保険外併用療養の対象に追加して、保険給付を行う必要がある。
外傷歯保護のための口腔内装置の適用は 18 歳未満に限られるが、システマチック・レビュ
ー論文で、一度口腔外傷を起こした場合の再発リスクが高いことが示され、また身体の向
(注)提案があった意見を提案順にとりまとめたものであり、今後、精査する中で変更がありうる。
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