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提案書11(2003頁~2199頁)医療技術評価・再評価提案書 (66 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》
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⑦医療技術の成熟度
・学会等における位置づけ
・難易度(専門性等)

・施設基準
(技術の専門性
等を踏まえ、必
要と考えられる
要件を、項目毎
に記載するこ
と)

・学会等における位置づけ:専門医または指導医の指導のもと行われるべき処置である。
・難易度(専門性等):極・超低出生体重児に対する処置であり、未熟で脆弱な患児の処置に習熟している必要があり、難易
度の高い処置である。

標榜科:小児外科、新生児科(または小児科)
施設の要件
(標榜科、手術件数、検査や手術の体制 検査や手術の体制:透視室があること、処置中の緊急病態(消化管穿孔)に対応するため、新生児の緊急手術に移行できる
バックアップ体制が必要である。
等)
人的配置の要件
(医師、看護師等の職種や人数、専門性 小児外科医2名(1名は専門医)、新生児科医1名、看護師1名、放射線技師1名が必要である。
や経験年数等)
その他
(遵守すべきガイドライン等その他の要 特になし
件)

⑧安全性
・副作用等のリスクの内容と頻度

消化管穿孔のリスクがあるが、注入圧のモニタリングを行い、超音波検査を併用して造影剤の流れを確認すれば合併症のリス
クは低減できると考えられる。

⑨倫理性・社会的妥当性
(問題点があれば必ず記載)

問題なし


妥当と思われる診療報酬の区分
点数(1点10円)
⑩希望する診療
報酬上の取扱い
その根拠

関連して減点
や削除が可能と
考えられる医療
技術(③対象疾
患に対して現在
行われている医
療技術を含む)

予想影響額

4,830
外保連処置試案費用: 48,297円
外保連処置試案2024掲載ページ:2024収載予定
外保連処置試案ID(連番):T74-10071
技術度:D 医師3名(処置を⾏う医師2名、患児の全⾝・呼吸管理を⾏う医師1名 )、看護師1名、
所要時間:医師20分、看護師30分、技師20分
使用処置室:D 処置室使用時間:30分

区分

技師1名、

特になし

番号
技術名

特になし
特になし

具体的な内容

特になし

プラスマイナス
予想影響額(円)

47,100,000

増(+)

その根拠

厚生労働省統計より極・超低出生体重児の出生数、参考論文より胎便関連イレウスの発生頻度をそれぞれ求めて、年間症例数
は以下の様に試算した。
A. 6,400人(年間の極低出生体重児出生数)x0.057(胎便関連イレウスの頻度は5.7%)=365人
B. 2,600人(年間の超低出生体重児出生数)x0.052(胎便関連イレウスの頻度は5.2%)=135人
A+B=500症例/年。
1例あたり平均2回施行すると1000回/年となる。
一方、要望点数4,830点から、現在施行されているJ022(高位浣腸、高圧浣腸、洗腸)に乳幼児加算を加えた点数(65+55=120
点)を差し引くと、4,710点になる。
以上より、予想影響額は、4,710(点)×1,000(回)×10(点)=47,100,000円。

備考

特になし

⑪提案される医療技術において使用される医薬品、医療機
器又は体外診断薬
医薬品:ガストログラフィン等の水溶性造影剤、
(主なものを記載する)
⑫提案される医療技術の海外における公的医療保険(医療
保障)への収載状況
※ 該当する場合、国名、制度名、保険適用上の特徴
(例:年齢制限)等

2)調べたが収載を確認できない

医療機器:X線透視機器・超音波検査装置

1)を選択した場合は、下の欄に詳細を記載。

該当なし

⑬提案される医療技術の先進医療としての取扱い

d. 届出はしていない

⑭その他

特になし

⑮当該申請団体以外の関係学会、代表的研究者等

日本小児放射線学会

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