よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


提案書11(2003頁~2199頁)医療技術評価・再評価提案書 (197 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

J043-6 人工膵臓療法について
【技術の概要】
・患者の静脈から連続的に採血し、グルコースセンサで血糖値を測定。得られた血糖値情報に基づき、
生体を模擬したアルゴリズムによりインスリン、グルコースの必要量を算出。得られた量のインスリン、
グルコースを自動的に注入して血糖管理を行う、クローズドループシステムである。
【対象疾患】
・次の療養が必要な糖尿病等の患者であって、医師が人工膵臓療法以外による血糖調整が困難
であると認めたもの。
ア 高血糖時(糖尿病性昏睡等)における救急的治療
イ 手術、外傷及び分娩時の血糖管理
ウ インスリン産生腫瘍摘出術の術前、術後の血糖管理
【既存の治療法との比較】
・既存法は、人の手による間歇的な血糖測定と、
スライディングスケール法による血糖管理。この
方法では低血糖や血糖変動が起こりうるとされ、
厳格血糖管理を実現することに限界がある。

・人工膵臓療法は連続的・自動的な血糖測定と、
頻回の注入量調整が可能で、低血糖のない厳
格血糖管理が可能であったと報告されている。

2199

【診療報酬上の取り扱い】
・J 処置
・ 3,500点/日(3日を限度)
⇒チーム医療を推進するための加算として
1,700点/日(3日を限度)を申請する