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参考資料5_薬学教育モデル・コア・カリキュラム(令和4年度改訂版) (77 ページ)

公開元URL https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/125/mext_00004.html
出典情報 看護学教育モデル・コア・カリキュラムの改訂に関する連絡調整委員会(第1回 7/19)《文部科学省》
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D-1 薬物の作用と生体の変化

D-1-1 薬の作用のメカニズム
<ねらい>
この小項目では、「C-4 薬学の中の医薬品化学」、「C-7 人体の構造と機能及びその調節」を学
んだ上で、薬物がその作用を発現するメカニズムを、化学物質としての性質と薬物の標的となる
身体の仕組みから理解する。
「他領域・項目とのつながり」
この小項目を学ぶために関連の強い項目
「C-4 薬学の中の医薬品化学」、「C-7 人体の構造と機能及びその調節」
この小項目を学んだ後につなげる項目
「D-2 薬物治療につながる薬理・病態」、「E-3 化学物質の管理と環境衛生」、「F-1
薬物治療の実践」
<学修目標>
1)神経系の構造と機能を生体の恒常性と関連付けて説明する。
2)医薬品の化学構造の特徴と、標的となる身体の仕組みや分子との関連をもとに、薬の作用メカ
ニズムや作用様式を説明する。
3)動物実験の実施(代替法を含む)に際してその必要性を理解し、倫理的配慮を行う。
<学修事項>
(1)神経系による生体の恒常性【1)】
(2)代表的な構造活性相関【2)】
(3)薬の用量と作用の関連性【2)】
(4)アゴニスト(作用薬、作動薬、刺激薬)とアンタゴニスト(拮抗薬、遮断薬)【2)】
(5)薬効評価法(動物実験を含む)【1)、2)、3)】
(6)動物実験指針【3)】
<評価の指針 重点>
1、2

D-1-2 身体の病的変化
<ねらい>
この小項目では、「C-2 医薬品及び化学物質の分析法と医療現場における分析法」、「C-7 人
体の構造と機能及びその調節」、を学んだ上で、臨床的に重要な身体的変化と臨床検査値につい
て、その症状及び異常値の発現メカニズムを身体の反応と結びつけて理解する。
「他領域・項目とのつながり」
この小項目を学ぶために関連の強い項目
「C-7 人体の構造と機能及びその調節」、「C-2 医薬品及び化学物質の分析法と医療現
場における分析法」
この小項目を学んだ後につなげる項目
「E-1 健康の維持・増進をはかる公衆衛生」、「E-2 健康の維持・増進につながる栄養
と食品衛生」、「E-3 化学物質の管理と環境衛生」、「F-1 薬物治療の実践」
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