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参考資料5_薬学教育モデル・コア・カリキュラム(令和4年度改訂版) (110 ページ)

公開元URL https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/125/mext_00004.html
出典情報 看護学教育モデル・コア・カリキュラムの改訂に関する連絡調整委員会(第1回 7/19)《文部科学省》
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で、薬剤師の使命を果たす自覚と心構えを持ち、患者・生活者、連携する多職種と円滑で効果的
な情報共有を行い、患者・生活者を中心とする最善の医療・福祉・公衆衛生の実現に寄与する。
「他領域・項目とのつながり」
この小項目を学ぶために関連の強い項目
「B 社会と薬学」
<学修目標>
1)個々の患者・生活者に寄り添い、身体的、心理的、社会的特徴の把握に努め、その想いを受け
止めて患者・生活者を全人的・総合的に深く理解する。
2)薬剤師として医療の中で求められる責任を自覚し、自らを律して行動するとともに、薬剤師と
しての義務及び法令を遵守する。医療の担い手として、豊かな人間性と生命の尊厳について深
い認識を持ち、薬剤師の社会的使命を果たす。
3)関係者と相互理解を図り、信頼関係を構築した上で、他者の意見又は記述された文章を正しく
理解し、それに対する自分の意見を効果的な説明方法や手段を用いて明確に表現する。
4)専門職がチームとして連携して活動を推進するため、チームの活動の活性化に積極的に貢献す
るとともに、チームの中での個人の責任を果たす。
5)自己研鑽を続けることは医療・保健に携わる薬剤師の基本であることを理解し、薬学・医療の
進歩に対応するために、医療・保健・介護・福祉・情報・科学技術など薬剤師を巡る社会的動
向を把握する。
6)医療の質的向上に貢献するため、再現性・信頼性・具体性のあるエビデンスの構築に努める。
<学修事項>
(1)患者・生活者の生活全般を広く観察・評価し、その人らしい人生を支える医療の観点からそ
の人に薬剤師として何ができる常に考える。【1)】
(2)自らの健康管理に十分留意し、時間管理を徹底し、必要な業務に支障のないような生活態度
への配慮を常に心がける。【2)】
(3)医療人として守らなければならない法令を遵守し、法令の遵守ができていない事例などを見
過ごさず、その適切な解決に積極的に参画する。【2)】
(4)患者・生活者、その家族、連携する多職種などで共有する個人情報は、その保護と管理に十
分留意する。【2)】
(5)薬剤師が臨床現場で担っている責務をよく観察し、考察し、自覚を深める。【2)】
(6)生と死の現場で薬剤師として何ができるかを考察する。【2)】
(7)医療・介護・福祉関係者及び患者・生活者、家族とコミュニケーションをとる機会を得て、
ニーズを把握し、わかりやすく効果的に情報共有する。【3)】
(8)多職種連携の現場で薬剤師の担っている活動に参画する。【4)】
(9)自分が行った活動、調査、研修などは必ず記録を取り、振り返って、より有益な活動に結び
付けるとともに、必要な時にすぐにその記録を提示する。【5)】
(10)進化する社会のコミュニケーションや情報関連ツールを適切に活用して、社会の変化に確実
に即応するよう努力する。【5)】
(11)地域で必要だと考えられる情報、社会に公表した方が良いと考えられる情報を主体的に発信
する。【6)】
<評価の指針 重点>
6、7、8

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