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参考資料5_薬学教育モデル・コア・カリキュラム(令和4年度改訂版) (106 ページ)

公開元URL https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/125/mext_00004.html
出典情報 看護学教育モデル・コア・カリキュラムの改訂に関する連絡調整委員会(第1回 7/19)《文部科学省》
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<評価の指針 重点>
4、8

F-3-2 医薬品情報の管理と活用
<ねらい>
「C 基礎薬学」で学ぶ医薬品の物理化学的特徴や医療的な特性を把握し、「B 社会と薬学」で
学ぶ情報・科学技術を活用するとともに、「D 医療薬学」での医薬品情報に関する知識や技能を
活かして、医療機関や地域における医薬品の適正使用を目指す。また、科学的根拠に基づいて医
薬品の適正使用や安全対策を策定する能力を身に付ける
「他領域・項目とのつながり」
この小項目を学ぶために関連の強い項目
「B-5 情報・科学技術の活用」、「C-4 薬学の中の医薬品化学」、「D-3 医療における
意思決定に必要な医薬品情報」
<学修目標>
1)医療環境に応じて医薬品の情報源や情報媒体を把握し、利用して網羅的かつ最新の医薬品情報
を収集し、医療機関や患者集団への情報の適合性や必要性を考慮する。また、根拠に基づいた
適切な評価及び目的に応じた加工を行い、医薬品情報の提供、発信(伝達)を行う。
2)医療における安全性情報の収集に努めるとともに、安全性情報や回収情報等に対して医療環境
に応じて迅速に対応する。
3)報告されている種々の医薬品に関する情報を整理、統合して、臨床で有益な知見を新たに構築
して提供する。
4)適切な医薬品情報及び有害事象情報等に基づき、医療環境に応じた医薬品適正使用の推進と安
全対策を立案する。
5)医療環境に応じた医薬品使用基準について理解し、有効かつ安全で経済的な医薬品の採用、使
用等について説明する。
<学修事項>
(1)医療機関や地域の特性等を考慮した医薬品の情報源・情報媒体の選択と利用【1)】
(2)医療環境に応じた医薬品情報の伝達と周知、その方法【1)】
(3)医薬品の安全性情報の収集と報告及び緊急情報(安全性情報、回収・製造中止情報等)への対
応【2)】
(4)医療現場における根拠に基づく医療(EBM)の実践、ビッグデータの活用【3)、4)】
(5)有効かつ安全で経済的な医薬品の使用方針と、医薬品の適正な採用、採用中止等の流れ
【3)】
(6)医薬品適正使用の推進と安全対策の立案【4)】
(7)医療機関等における標準的な薬剤選択の方針(フォーミュラリ)【5)】
<評価の指針 重点>
4、8

F-3-3 医療安全の実践
<ねらい>
「B 社会と薬学」で学ぶ患者安全の原則と概念を理解し、「D 医療薬学」で学ぶ医薬品及び医
療上の事故等が起こる可能性があることを認識し、報告された過去の事例と経緯から原因を学び
防止策を策定することで、安全な医療の提供と患者の安全確保に努める。
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