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参考資料5_薬学教育モデル・コア・カリキュラム(令和4年度改訂版) (109 ページ)

公開元URL https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/125/mext_00004.html
出典情報 看護学教育モデル・コア・カリキュラムの改訂に関する連絡調整委員会(第1回 7/19)《文部科学省》
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(7)健康に関する科学的データ及び地域における医療、保健、介護、福祉等の疫学データの評価
と活用【3)】
<評価の指針 重点>
5、7、8

F-4-2 地域での公衆衛生、災害対応への貢献
<ねらい>
「B 社会と薬学」で学ぶ薬剤師の社会的な役割を深く理解し、「E 衛生薬学」で学ぶ公衆衛生
のための衛生管理を地域住民に実践して、地域住民の疾病予防、感染症の制御、環境保全等を推
進して公衆衛生の向上に貢献する。また、災害時に薬剤師としての責任が果たせるように、常に
地域での災害への備えを支援する。
「他領域・項目とのつながり」
この小項目を学ぶために関連の強い項目
「B-1 薬剤師の責務」、「B-2 薬剤師に求められる社会性」、「B-3 社会・地域におけ
る薬剤師の活動」、「E-1 健康の維持・増進をはかる公衆衛生」
<学修目標>
1)薬剤師として求められる地域住民の生活・衛生環境の保全、疾病予防や感染拡大防止による医
療環境の維持・整備を実際の地域の中で実践し、地域住民の健康的な環境を確保する。
2)住民・児童生徒に向けた保健知識の普及指導・啓発活動を実践して、住民・児童生徒の公衆衛
生意識を向上し、生活環境の向上に積極的に寄与する。
3)災害時に薬剤師が果たすべき役割や備え等を理解し、行動(シミュレーション)する。
<学修事項>
(1)地域住民の衛生管理(食中毒の予防、日用品に含まれる化学物質・農薬等の曝露や誤飲・誤食
による中毒への対応、環境有害物質や有害生物の駆除等)【1)】
(2)地域における感染症予防、拡大防止等の対策と発生時の対応(感染症予防の啓発、消毒薬や衛
生用品の供給確保と使用法の指導、ワクチン接種への主体的参画・貢献等)【1)、2)】
(3)学校薬剤師による学内環境の評価と指導【2)】
(4)住民・児童生徒に向けた薬の正しい使い方や薬物乱用防止、アンチ・ドーピング活動、禁煙
指導等に向けた教育・啓発活動や相談対応【2)】
(5)災害時を想定した業務継続計画(BCP)に基づく準備・災害時の初期対応(医薬品や衛生材料等
の備蓄・供給等)、医療救援活動の心構え【3)】
(6)災害時を想定した、地域医薬品等供給体制の整備や指導(災害薬事コーディネーター等)の重
要性と具体的役割【3)】
<評価の指針 重点>
5、7、8

F-5 臨床で求められる基本的な能力
F-5-1 医療・福祉・公衆衛生の現場で活動するための基本姿勢
<ねらい>
「B 社会と薬学」で学ぶ薬剤師の使命や責務、医療人としての心構えや倫理などの理解を深め、
「A 薬剤師として求められる基本的な資質・能力」の研鑽を続けながら、実際の臨床現場や地域
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