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資料5-1 Ⅳ-137 テモゾロミド[801KB] (35 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000198856_00047.html |
| 出典情報 | 医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議(第69回 9/4)《厚生労働省》 |
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要望番号;IV-137
期で全身状態不良であり原疾患の影響が強かったとのコメントであった。TMZ との関連が
否定できない死亡は 0 例であった。代表的なレジメンについて有害事象は全体の有害事象
と比較してその頻度に大きな差はみられなかった。
有効性については、28%に奏効(CR + PR)を認め、SD も 35%にみられた。有効 SD 期間
の中央値は 6 ヵ月であり、56 ヵ月も SD を維持できた症例もみられた。また再発例に限定
して有効性を解析したが大きな違いは認めなかった。
予後が非常に不良である再発・難治神経芽腫において、TMZ の投与はおおむね問題なく
実施されており、かつ有効性は十分あると考えられた。
7.公知申請の妥当性について
(1)要望内容に係る外国人におけるエビデンス及び日本人における有効性の総合評価につ
いて
外国人における有効性のエビデンスとしては、TMZ の用量は要望された用量より高い
150 mg/m2 だが投与スケジュールは要望内容と同じである TMZ と IRI との併用療法の有効
性及び安全性を検討した再発・難治性神経芽腫を対象とした臨床試験において、奏効の評
価が可能な難治性患者 19 例のうち 2 例の CR と 7 例の腫瘍縮小を含む 9 例が病勢の退縮を
示し、進行性患者 17 例のうち 1 例の PR と 2 例の腫瘍縮小を含む 3 例において病勢の退縮
が認められたことが報告されている(Kushner et al, 2006)。また、IRI の用量及び投与スケ
ジュールは異なっているが、TMZ と IRI との併用療法により CR 4 例を含む奏効例が 15%
(8/55 例)の症例において見られたことが報告されている(Bagatell et al, 2011)
。これらの
エビデンスに基づき、米国及び英国のガイドライン(NCI-PDQ、CCLG)では、再発・難治
性神経芽腫に対して TMZ と IRI との併用療法が推奨されている。また、カナダのガイドラ
インでも、根拠論文は不明だが再発神経芽腫に対して TMZ と IRI との併用療法が推奨され
ている。
本邦では要望内容の用法・用量を検討した TMZ と IRI との併用療法に関する前向きの臨
床試験は行われておらず、本邦のガイドライン(小児がん診療ガイドライン 2016 年版、6
章 神経芽腫)には上記の海外試験における TMZ と IRI との併用療法の有効性データが引
用されている。本邦における後方視的研究によると(児玉ら, 2015)
「IRI、TMZ 療法は日本
人にも実行可能な薬剤の組み合わせであり、また、一定の抗腫瘍効果を認めたことから、
難治性小児固形腫瘍の緩和的化学療法として有望である。
」と記載されている。さらに、大
戸(大戸ら, 2008)や中村(中村ら, 2012)による再発神経芽腫対象の症例報告においても、
TMZ と IRI との併用で治療した症例で奏効がみられている。
このように日本人における有効性については極めて症例数が限られているが、再発・難
治性神経芽腫患者を対象とした TMZ と IRI との併用療法による有効例の報告がある。
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期で全身状態不良であり原疾患の影響が強かったとのコメントであった。TMZ との関連が
否定できない死亡は 0 例であった。代表的なレジメンについて有害事象は全体の有害事象
と比較してその頻度に大きな差はみられなかった。
有効性については、28%に奏効(CR + PR)を認め、SD も 35%にみられた。有効 SD 期間
の中央値は 6 ヵ月であり、56 ヵ月も SD を維持できた症例もみられた。また再発例に限定
して有効性を解析したが大きな違いは認めなかった。
予後が非常に不良である再発・難治神経芽腫において、TMZ の投与はおおむね問題なく
実施されており、かつ有効性は十分あると考えられた。
7.公知申請の妥当性について
(1)要望内容に係る外国人におけるエビデンス及び日本人における有効性の総合評価につ
いて
外国人における有効性のエビデンスとしては、TMZ の用量は要望された用量より高い
150 mg/m2 だが投与スケジュールは要望内容と同じである TMZ と IRI との併用療法の有効
性及び安全性を検討した再発・難治性神経芽腫を対象とした臨床試験において、奏効の評
価が可能な難治性患者 19 例のうち 2 例の CR と 7 例の腫瘍縮小を含む 9 例が病勢の退縮を
示し、進行性患者 17 例のうち 1 例の PR と 2 例の腫瘍縮小を含む 3 例において病勢の退縮
が認められたことが報告されている(Kushner et al, 2006)。また、IRI の用量及び投与スケ
ジュールは異なっているが、TMZ と IRI との併用療法により CR 4 例を含む奏効例が 15%
(8/55 例)の症例において見られたことが報告されている(Bagatell et al, 2011)
。これらの
エビデンスに基づき、米国及び英国のガイドライン(NCI-PDQ、CCLG)では、再発・難治
性神経芽腫に対して TMZ と IRI との併用療法が推奨されている。また、カナダのガイドラ
インでも、根拠論文は不明だが再発神経芽腫に対して TMZ と IRI との併用療法が推奨され
ている。
本邦では要望内容の用法・用量を検討した TMZ と IRI との併用療法に関する前向きの臨
床試験は行われておらず、本邦のガイドライン(小児がん診療ガイドライン 2016 年版、6
章 神経芽腫)には上記の海外試験における TMZ と IRI との併用療法の有効性データが引
用されている。本邦における後方視的研究によると(児玉ら, 2015)
「IRI、TMZ 療法は日本
人にも実行可能な薬剤の組み合わせであり、また、一定の抗腫瘍効果を認めたことから、
難治性小児固形腫瘍の緩和的化学療法として有望である。
」と記載されている。さらに、大
戸(大戸ら, 2008)や中村(中村ら, 2012)による再発神経芽腫対象の症例報告においても、
TMZ と IRI との併用で治療した症例で奏効がみられている。
このように日本人における有効性については極めて症例数が限られているが、再発・難
治性神経芽腫患者を対象とした TMZ と IRI との併用療法による有効例の報告がある。
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