よむ、つかう、まなぶ。
資料5-1 Ⅳ-137 テモゾロミド[801KB] (11 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000198856_00047.html |
| 出典情報 | 医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議(第69回 9/4)《厚生労働省》 |
ページ画像
ダウンロードした画像を利用する際は「出典情報」を明記してください。
低解像度画像をダウンロード
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
要望番号;IV-137
に認められた。その他、グレード 1/2 の悪心/嘔吐、グレード 2/3 の下痢、骨髄抑制が認
められたが、いずれも管理可能であり臨床的に重要ではなかった。感染症は、3 例に細
菌感染症、1 例にサイトメガロウイルス感染症が見られた。2~10 コース(中央値 3.5
コース)後のフィトヘマグルチニンに対するリンパ球反応は、非免疫抑制化学療法後に
初めて治療された 10 例中 10 例で正常であり、高用量アルキル化剤投与後 2 ヵ月未満に
初めて治療された 7 例中 5 例で正常化した。
総合評価:このレジメンは神経芽腫に対する抗腫瘍効果があり、重要な臓器の機能を障
害することなく、免疫抑制作用も少なく、骨髄機能が低下した患者においても実行可能
で、患者の良好な QOL(生活の質)を可能にすると考えられた。
(3) Wagner LM, et al. Phase I trial of oral irinotecan and temozolomide for children with relapsed
high-risk neuroblastoma: a new approach to neuroblastoma therapy consortium study. J Clin
Oncol. 2009, 27, 1290-1296.
試験の種類:経口 IRI/TMZ 併用療法の MTD を決定する第 I 相試験
対象:再発・難治性高リスク神経芽腫患者
例数:登録例 16 例。有効性及び安全性解析対象例数 14 例
年齢:3~22 歳(中央値 7 歳)
用法・用量:TMZ は開始用量 100 mg/m2/日を第 1~5 日に 1 日 1 回経口投与したが、最
初の 2 例で DLT が観察されたため 75 mg/m2/日に減量して投与した。IRI は第 1~5 日と
第 8~12 日に 30 mg/m2/日、60 mg/m2/日の 2 つのレベルで経口投与した(1 コース 21
日)。下痢の発現を減らす目的のためにセフィキシムを併用した。
主要評価項目:第 1 コース中に発現した DLT の評価と MTD の推定
有効性評価:評価可能症例は 14 例であった。1 例で CR(IRI 30 mg/m2/日、TMZ
75 mg/m2/日)で奏効期間は 6 コースだった。5 例で SD[持続期間 3~22 コース(中央
値 7 コース)
]であった。15 例における無増悪生存期間(以下、PFS)の中央値は 4.2
ヵ月[95%信頼区間(以下、CI)1.5~4.9 ヵ月]であった。
安全性評価:IRI 30 mg/m2/日、TMZ 100 mg/m2/日(レベル 1)で血液学的な DLT が 5 例
中 2 例で観察されたため、IRI 30 mg/m2/日、TMZ 75 mg/m2/日(レベル 1a)で試験が行
われた。グレード 4 の好中球減少症と血小板減少症は合わせて 5/75 コース(7%)で観
察された。IRI を増量した IRI 60 mg/m2/日、TMZ 75 mg/m2/日(レベル 2)で 1 例に DLT
のグレード 3 の下痢が発現し、別の 1 例に発現日が DLT 評価期間でなかったため DLT
と評価されなかったグレード 3 の脱水が発現した。レベル 2 の 2/6 例でグレード 3 の下
痢が発現し、他の症例でも強い消化器毒性が発現したこと及び 60 mg/m2/日以上の IRI
を投与した場合、予防的にセフィキシムを投与しても強い消化器毒性が出ることが報告
されていたので IRI の増量は検討せずレベル 2 を MTD とした。経口の IRI/TMZ 併用療
法は、グレード 3 の嘔吐の発現、及び MTD であるレベル 2 でグレード 4 の毒性発現が
8
に認められた。その他、グレード 1/2 の悪心/嘔吐、グレード 2/3 の下痢、骨髄抑制が認
められたが、いずれも管理可能であり臨床的に重要ではなかった。感染症は、3 例に細
菌感染症、1 例にサイトメガロウイルス感染症が見られた。2~10 コース(中央値 3.5
コース)後のフィトヘマグルチニンに対するリンパ球反応は、非免疫抑制化学療法後に
初めて治療された 10 例中 10 例で正常であり、高用量アルキル化剤投与後 2 ヵ月未満に
初めて治療された 7 例中 5 例で正常化した。
総合評価:このレジメンは神経芽腫に対する抗腫瘍効果があり、重要な臓器の機能を障
害することなく、免疫抑制作用も少なく、骨髄機能が低下した患者においても実行可能
で、患者の良好な QOL(生活の質)を可能にすると考えられた。
(3) Wagner LM, et al. Phase I trial of oral irinotecan and temozolomide for children with relapsed
high-risk neuroblastoma: a new approach to neuroblastoma therapy consortium study. J Clin
Oncol. 2009, 27, 1290-1296.
試験の種類:経口 IRI/TMZ 併用療法の MTD を決定する第 I 相試験
対象:再発・難治性高リスク神経芽腫患者
例数:登録例 16 例。有効性及び安全性解析対象例数 14 例
年齢:3~22 歳(中央値 7 歳)
用法・用量:TMZ は開始用量 100 mg/m2/日を第 1~5 日に 1 日 1 回経口投与したが、最
初の 2 例で DLT が観察されたため 75 mg/m2/日に減量して投与した。IRI は第 1~5 日と
第 8~12 日に 30 mg/m2/日、60 mg/m2/日の 2 つのレベルで経口投与した(1 コース 21
日)。下痢の発現を減らす目的のためにセフィキシムを併用した。
主要評価項目:第 1 コース中に発現した DLT の評価と MTD の推定
有効性評価:評価可能症例は 14 例であった。1 例で CR(IRI 30 mg/m2/日、TMZ
75 mg/m2/日)で奏効期間は 6 コースだった。5 例で SD[持続期間 3~22 コース(中央
値 7 コース)
]であった。15 例における無増悪生存期間(以下、PFS)の中央値は 4.2
ヵ月[95%信頼区間(以下、CI)1.5~4.9 ヵ月]であった。
安全性評価:IRI 30 mg/m2/日、TMZ 100 mg/m2/日(レベル 1)で血液学的な DLT が 5 例
中 2 例で観察されたため、IRI 30 mg/m2/日、TMZ 75 mg/m2/日(レベル 1a)で試験が行
われた。グレード 4 の好中球減少症と血小板減少症は合わせて 5/75 コース(7%)で観
察された。IRI を増量した IRI 60 mg/m2/日、TMZ 75 mg/m2/日(レベル 2)で 1 例に DLT
のグレード 3 の下痢が発現し、別の 1 例に発現日が DLT 評価期間でなかったため DLT
と評価されなかったグレード 3 の脱水が発現した。レベル 2 の 2/6 例でグレード 3 の下
痢が発現し、他の症例でも強い消化器毒性が発現したこと及び 60 mg/m2/日以上の IRI
を投与した場合、予防的にセフィキシムを投与しても強い消化器毒性が出ることが報告
されていたので IRI の増量は検討せずレベル 2 を MTD とした。経口の IRI/TMZ 併用療
法は、グレード 3 の嘔吐の発現、及び MTD であるレベル 2 でグレード 4 の毒性発現が
8