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かかりつけ医機能の確保に関するガイドライン(第1版)(令和7年6月) (30 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000123022_00007.html
出典情報 かかりつけ医機能の確保に関するガイドラインについて (6/27)《厚生労働省》
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(2)協議イメージ例(通常の診療時間外の診療(2号機能(イ))
圏域
参加者

市町村単位 等
都道府県・保健所、市町村、郡市区医師会、関係する診療所や病院、コー
ディネーター 等

(1)地域の具体的な課題
休日・夜間に地域の高齢者等が体調不良を呈した場合、地域の医療機関に連絡・相談・時間
外に受診できる体制が構築できていない。
(2)様々な視点から考えられる原因
原因1:在宅当番医制等を組んではいるが、地域の医師全体の高齢化等もあり、休日・夜間
に対応することが難しくなっている。
原因2:時間外対応を担う意向のある医療機関の把握ができていない。
(3)地域で目指すべき姿
地域の高齢者等が体調不良を呈した場合等に備え、医療機関間の時間外診療における役割分
担の明確化や輸番制について地域で話し合い、多職種間で患者情報を共有しながら、時間外
診療体制を確保する。
(4)方策
方策1:時間外診療を行うための連携体制を見える化し、地域の輪番体制の構築や診療所・
病院の時間外の対応に関して検討の機会を設ける。
(事例集 P.28 すぎうら医院の事例参照)
方策2:かかりつけ医機能報告の結果を踏まえて、時間外診療を担う意向のある医療機関を
整理した上で、それらの医療機関に対して対応可否等について相談する。
(5)方策により期待できる効果
地域の高齢者等が体調不良を呈した場合等も、身近な地域において時間外に受診することが
でき、安心して生活できる。

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