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かかりつけ医機能の確保に関するガイドライン(第1版)(令和7年6月) (25 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000123022_00007.html
出典情報 かかりつけ医機能の確保に関するガイドラインについて (6/27)《厚生労働省》
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ータは、市町村とも連携しながら既存の統計データ等17も活用すること。ま
た、定量データだけではなく、医療・介護関係者の認識している課題等の
定性データも把握すること。

協議
(4)各機能を確保するための協議
○ テーマごとに、以下の①~⑥を繰り返し、各地域の目指すべき姿に近づけ
る。
①地域の現状の把握と共有
地域のかかりつけ医機能の確保に係る現状と今後の見通しに ついて、関
係者で認識を共有する。
②地域で目指すべき姿の共有
目指すべき姿を議論して共有する。
③解決すべき地域の課題
地域で目指すべき姿を踏まえて、現状抱えている課題を議論して共有す
る。
④原因の分析
②の目指すべき姿、③の課題について、各関係者の立場(行政、医療・
介護関係者等)ごとに原因を出し合う。
⑤方策と役割分担の決定
③及び④を踏まえ、課題に対する具体的な方策と地域における役割分担
等について議論し、結果を共有して取り組む。
その際、 具体的な方策や役割分担等は、地域内の医療資源等を踏まえ、
優先順位を付け、各地域の実情に応じて検討する。
⑥方策により期待できる効果と検証
⑤の方策等を実施することで期待される効果について、評価すべき指標
を 設定するなどし、次回以降の協議の場において検証する。
※協議にあたっては、参考資料2(協議の場の進行表(例))、別冊(協議に活用
する課題管理シート(例))を参照されたい。

17 活用するデータの具体例として、介護保険事業状況報告、介護サービス施設・事業所調査等が考えられる。
(出典:「疾病・事業及び在宅医療に係る医療体制について」・別表 11(令和2年4月 13 日医政局地域医療計
画課長通知より))その他、医療・介護関係者等から、現在及び今後の医療・介護サービスの提供体制に関する
課題を把握したり、住民アンケート等を実施することも考えられる。

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