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令和8年度社会保険診療報酬に関する改定・新設要望書 (42 ページ)

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出典情報 「令和8年度社会保険診療報酬に関する改定・新設要望書」提出(5/28)《全国自治体病院協議会》
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DPC要望

NO

要望項目
(大分類)

要望項目
(小分類)

分類コード及び名称

要望内容

1

診断群分類樹形図 既存の樹形図改善: 150070:川崎病
手術・処置等1、2

現行の川崎病のDPCでは、2ndライン治療を実施した場合の分岐選択がない。ガンマグロブリンは薬価も高く、2ndラインを実施した症例に
おいては出来高と比較してもマイナスになる事が多いため手術・処置等2もしくは重症度分岐の新設を希望する。

2

医療機関別係数等 機能評価係数Ⅱ(指 複雑性係数
数含む)

現行の評価方法(当該医療機関の包括範囲出来高点数を、DPCごとに全病院の平均包括範囲出来高点数に置き換えた点数/全病院の平
均一入院当たり包括点数)では、特定の疾患に偏った医療機関の係数指標が高く評価され、地域の救急患者等を幅広く受け入れている医
療機関の係数指標が低くなる傾向がある。適正な評価方法への変更を要望する。

3

提出データ

その他

医療機関の負担を軽減するため、DPC様式1の項目の簡素化やDPCデータチェックツールを再調査対応にするなど、DPCデータの作成およ
び再調査に係る業務効率化を図ること。また患者調査については、DPC様式1やEFファイルなどのデータを活用し、自動的に調査結果が得
られる仕組みを構築することを強く要望する。

4

算定方法

包括の範囲

5

算定方法

再入院の取扱い

遺伝学的検査

入院中に行うことが必要となる遺伝子検査、染色体検査の標本作成料、病理診断料が現在はDPC包括となっているが、非常に高額である
ため、包括対象外とし、出来高算定対象、または診断群分類の分岐とすることを要望する。
一連の入院とみなされる7日以内の再入院ルールについて、現在「診断群分類区分の上2桁が同一の場合」とされているが、“上2桁の同
一”のみの判定では、消化器疾患など分類が多い区分において、明らかに異なる疾患での入院であるにも関わらず再入院扱いとなる。
例)060020胃の悪性腫瘍 → 060150 虫垂炎
ゆえに、
①診断群分類区分の上2桁が同一でも明らかに異なる疾患での入院である場合、あるいは ②緊急入院の場合は再入院扱いから除外する
など、再入院ルールの見直しを要望する。

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