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資料2 地域包括ケアとその体制確保のための医療介護連携、介護予防・健康づくり、認知症ケアについて (80 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_58419.html
出典情報 社会保障審議会 介護保険部会(第121回 6/2)《厚生労働省》
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高齢者の選択肢の拡大に向けた総合事業の事業評価の推進(令和6年度要綱改正)
〇法第115条の45の2において、市町村は、定期的に総合事業の実施状況について、調査・分析・評価を行うとともに、その結果に基づき必要な措置を講ず
るよう努めるものとされており、当該調査・分析・評価事務については、一般介護予防事業評価事業として実施することが可能。
〇具体的な評価のあり方については、今後、検討を深めることとしているが、国において実施要綱に示す評価の留意点について、介護予防・日常生活支援総合
事業の充実に向けた検討会における議論の中間整理で示された4つの視点を踏まえ、見直しを行う。
総合事業の評価指標の見直しに当たっては、・ 高齢者一人一人の介護予防・社会参加・自立した日常生活の継続の推進の状況 ・ 高齢者の地域生活の選択肢の拡大 ・ 地域の
産業の活性化(地域づくり) ・ 総合事業と介護サービスとを一連のものとして地域の介護サービスを含む必要な支援を継続的かつ計画的に提供するための体制づくりの4つの観点を
盛り込むことが必要であると考えられる。

評価のための前提となる考え方

高齢者
の視点








人材
の視点

財政
の視点

 高齢者の地域での生活
や選択(活動)がどの
ように変化したか
 高齢者にかかわる活動に
地域の多様な主体がど
のように関与しているか

 地域住民などの多様な
主体による参画が進み、
そこに医療・介護の専門
職がゆるやかに関われて
いるか。
 あらかじめ決められた予
算(上限額や介護保険
事業計画等)の範囲内
で実現できているか

総合事業の充実に向けた評価指標の例
3つのアプローチ

プロセス

アウトプット

アウトカム

生活支援コーディネー
ターや協議体等による
取組実績

 多様なサービス・活動
の種類・数

 従前相当サービスが位
置づけられたプランの割


出前講座・説明会等
の開催数
通いの場の箇所数
体力測定会の開催数
広報活動の回数

 多様なサービス・活動
の参加者数等
 出前講座・説明会等
に出席した住民の数
 通いの場の参加者数

 多様なサービス・活動
に対する継続参加率
 社会参加率
 通いの場の75歳以上
高齢者の年代別参加
率・継続参加率

孤独・孤立等の状態に
ある高齢者へのアウト
リーチ支援の実績等
サービス・活動Cなど専
門職による支援を想定
するサービス・活動の開
催回数・参加者数等

 孤独・孤立等の状態
にあった高齢者の地域
の活動の参加者数
 想定対象者に占める
実際の参加者数
 参加者の参加前後の
生活状況等の変化

 孤独・孤立等の状態
にあった高齢者の地域
の活動の継続参加率
 社会参加率
 参加者の一定期間後
の生活状況等

最終アウトカム


高齢者の
選択肢の拡大


ポピュレーション・
アプローチ


ハイリスク・
アプローチ

調整済み軽度認定率
初回認定者の平均年

在宅継続数・率

79