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資料2 地域包括ケアとその体制確保のための医療介護連携、介護予防・健康づくり、認知症ケアについて (126 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_58419.html
出典情報 社会保障審議会 介護保険部会(第121回 6/2)《厚生労働省》
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地域包括ケアとその体制確保のための医療介護連携、介護予防・健康づくり、認知症ケアに係る主
な論点
論点

(介護予防・健康づくり、介護予防・日常生活支援総合事業等)


地域包括ケアシステムにおける介護予防等の推進のためには、地域において、地域支援事業等を活用し、介護予防・健
康づくり・リハビリテーションや重度化防止や日常生活支援に取り組んでいく必要がある。



介護予防・健康づくりの取組を活性化させるための国が各自治体に対して行う情報提供のあり方や、自治体の介護予防
に関する取組を評価するためのデータ収集・活用の仕組みについて検討が必要ではないか。また、こうした結果を介護保
険事業計画等に反映する方法等について、どのように考えるか。



中間とりまとめにおいて、これまでの介護予防・日常生活支援総合事業の評価・検証、データベース化、高齢者や多様
な主体を含めた地域の力を総合事業で組み合わせることの重要性等が指摘されている。地域によって高齢者の状態や社会
資源の状況は様々である中、総合事業を含めた地域支援事業について、介護予防・日常生活支援総合事業の充実に向けた
工程表に基づく取組状況等を踏まえ、その着実な実施、上限額や安定的な財源確保方策も含め、各地域で事業を推進して
いく方策等についてどのように考えるか。
また、中間とりまとめにおいて、枠組みの整理・強化、地域資源の見える化等について示されているが、どのように考
えるか。保険者機能強化推進交付金や介護保険保険者努力支援交付金制度における都道府県による市町村支援を含め、先
進的な取組等を行い、成果を上げている自治体がより適切に評価されるようにしていく方策をどう考えるか。その際、令
和7年度に新たに取り入れた成果指向型の保険者機能強化を含め、どのような枠組みが適当か。



一般介護予防事業等について、介護予防に加え地域づくりにもつなげるなど、高齢者の社会参加の取組が拡充してきて
いるが、こうした活動等を通じて把握した地域のフレイルの可能性がある(生活機能が低下している)高齢者の対応に関
して、地域リハビリテーション体制、「通いの場」の取組、サービス・活動C、一体的実施等の介護予防関連施策の効果的
な連携と医療専門職等の適切な関与のあり方についてどう考えるか。
また、地域における医療専門職等の確保や、これらの生活機能が低下している高齢者の把握と地域による支援をつなげ
ることが課題であるが、地域ごとに様々な資源をどのように見える化し、高齢者が自ら希望する場所で介護予防・健康づ
くり等に取り組むことができるような仕組みをどう構築するか。

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