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【資料2】災害医療・新興感染症医療に関するワーキンググループの議論の進め方について (40 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_66588.html
出典情報 災害医療・新興感染症医療に関するワーキンググループ(第1回 12/18)《厚生労働省》
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医療機関汎用調査の回答率の現状
○ 令和5年度まで実施してきた耐震改修や浸水対策等に関する従来調査は、非常に高い回答率を維持していた
が、都道府県や医療機関の負担軽減を目的に調査を医療機関汎用調査へ一本化した結果、令和6年度以降
は回答率が低下している。
○ 調査項目の重複解消や入力環境の改善を進めてきたが、回答率の改善は見られず、このままでは大規模災
害発生時に医療機関支援に重大な支障が生じるおそれがあるため、早急な対応が必要である。
耐震改修調査

汎用調査

⚫ 調査実施:年1回(毎年9月1日時点)
⚫ 調査対象:医療法第1条の5に規定する病院
⚫ 主な調査項目:建物の耐震化状況 等

浸水対策等に関する調査
⚫ 調査実施:年1回(毎年9月1日時点)
⚫ 調査対象:医療法第1条の5に規定する病院・同条第2項に規定する有床診療所
⚫ 主な調査項目:非常用自家発電設備の整備状況、給水設備の整備状況、非常食及び
飲用水の備蓄状況 等

旧EMIS医療機関基本情報調査
⚫ 調査実施:随時
⚫ 調査対象:全ての病院・有床診療所、一部の無床診療所
⚫ 主な調査項目:病院基本情報、耐震構造、非常用自家発電設備の整備状況(有無・
設置場所)、衛生資器材の備蓄状況、EVの保有状況 等

回答率
令和5年度(※1) (耐震改修調査)
(浸水対策調査)
(旧EMIS調査)

全医療機関

99.9%
83.1%
ー (※2)

災害拠点病院

100%
91.6%
ー (※2)

⚫ 調査実施:年1回(毎年9月1日時点)
⚫ 調査対象:医療法第1条の5に規定する病院
⚫ 主な調査項目:病院基本情報、病院施設情報、
浸水対策等に係る情報、
燃料補給対策の整備状況、
酸素補給施設設備の整備状況、
給水設備の整備状況、
備蓄状況(衛生資器材、医薬品)、
耐震状況

調査項目の重複を解消し、災害時の支援に必要な調査
項目に限定するとともに、調査回数を減らし、前年回答を
プリセットすることで調査の事務負担も軽減

回答率

全医療機関

災害拠点病院

令和6年度

56.4%

78.4%

令和7年度(※3)

24.6%

25.4%
40

※1 浸水調査は令和4年度調査結果 ※2 随時調査のため ※3 12/2時点、回答期間中(〆12/31)