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【資料2】災害医療・新興感染症医療に関するワーキンググループの議論の進め方について (25 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_66588.html
出典情報 災害医療・新興感染症医療に関するワーキンググループ(第1回 12/18)《厚生労働省》
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事業継続計画(BCP)
○ 医療機関における事業継続計画(BCP)とは、災害等により病院機能が損なわれた場合に、その損失を最小
限に抑え、機能の早期立ち上げ・回復を図り、被災患者への診療を継続的に実施するための計画である。
○ 平成28年の「医療計画の見直し等に関する検討会」において、医療機関における業務継続計画の整備が今
後の課題として示された。
○ 平成29年度から、災害拠点病院に対し業務継続計画の策定等が義務付けられ、災害拠点病院および災害
拠点精神科病院においては、BCPの策定が指定要件に含まれている。
BCP策定研修事業

病院BCPを策定するための手引き

医療機関におけるBCPチェックリスト

厚生労働省は、平成29年から
医療機関におけるBCP策定を支
援するために、事業継続計画
(BCP)策定研修事業を行って
いる。

災害時に病院の機能を維持・早期回復し、診療を
継続するための計画(BCP)を作成する際の基本
的な考え方や手順を示した指針。病院の立地や役
割に応じて、組織体制、事前準備、災害時対応に
必要な要素を整理し、計画策定と見直しに活用で
きる内容となっている。

必要な体制や設備、手順が整備されているかを
確認するための項目を体系的にまとめたもの。
地域防災計画との連携、ライフライン確保、本
部の設置、診療継続、避難対応など、BCP策
定・見直しに活用できる実務的な指標となって
いる。

100%





















災害時の診療機能の低下軽減・早期回復の方策=BCP
を策定し、継続して医療を提供できる体制を維持する。

■BCP策定率 (①令和6年4月1日現在/②令和4年9月1日現在)
①災害拠点病院

0.4%

99.6%

BCP実践後
の復旧曲線

機能早期回復
策定

②災害、救急及び周産期医療を担う病院群(※)
機能低下軽減




BCP実践前の
復旧曲線

安全
確認

状況
確認

仮復旧

56.8%

未設置

43.2%

(※)災害拠点病院+救命救急センター+周産期母子医療センター+二次救急医療機関

完全
復旧

25