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【資料2】災害医療・新興感染症医療に関するワーキンググループの議論の進め方について (22 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_66588.html
出典情報 災害医療・新興感染症医療に関するワーキンググループ(第1回 12/18)《厚生労働省》
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災害拠点病院に備えられている機能
○ 災害拠点病院は、災害時には、被災地外でDMATを派遣し重症患者を受け入れるほか、被災地内では患者
受け入れや搬送拠点として活動し、DMATの受け入れ・派遣にも対応する。
○ 平時には、災害を想定した研修・訓練を定期的に実施し、耐震構造や非常用電源、水・食料・医薬品の備蓄、
浸水対策など自立可能な施設設備を整備する。さらに、業務継続計画に基づく訓練を行い、災害時に早期に
診療機能を回復できる体制を整える。
○ 指定要件により以下の機能等の整備が定められており、厚生労働省では、その費用の一部を補助している。
耐震整備
○ 診療機能を有する施設は耐震構造

非常用自家発電設備
○ 通常時の6割程度の発電容量のあ
る自家発電機等
○ 3日分程度の備蓄燃料

給水設備
○ 災害時に少なくとも3日分の病院
の機能を維持するための水
※少なくとも3日分の容量の受水槽又
は停電時にも使用可能な地下水利
用のための設備(井戸設備含む)

備蓄倉庫
○ 3日分程度の食料、飲料水、医薬品等の備蓄
※流通を通じて適切に供給されるまでに必要な量

救命医療のための診療設備等
○ 24時間緊急対応し、災害発生時に被災地内の傷病者等の受入れ
及び搬出を行う体制
○ 衛星電話を保有し、衛星回線インターネットが利用できる環境
○ 多発外傷等の災害時に多発する重篤救急患者の救命医療を行う
ために必要な診療設備
○ 多数傷病者用の簡易ベッド

災害派遣医療チーム(DMAT)派遣体制
○ DMATの派遣体制・派遣に必要な緊急車輌
○ 被災地での自己完結型の医療に対応出来る携行式の応急用医療
資器材、発電機、生活用品 等

浸水対策
○ (浸水想定区域又は津波災害警戒区域に所在する場合)風水害が
生じた際の被災を軽減するため、止水板等の設置による止水対策
や自家発電機等の高所移設、排水ポンプ設置等による浸水対策
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