（参考）保健医療福祉調整本部
○ 保健医療福祉調整本部とは、大規模災害時に都道府県災害対策本部の下に設置され、保健・医療・福祉に
関する活動を総合的に調整する本部である。
○ 保健医療福祉活動チームの派遣調整や、被害状況・ニーズの情報整理・分析、関係機関との情報共有を
行い、迅速かつ効果的な対応を支援する。
○ 医務・保健・薬務・福祉などの都道府県関係課、保健所職員、災害医療コーディネーター、災害薬事コーディ
ネーター等が参画し、厚生労働省や関係団体と連携して運営される。
「大規模災害時の保健医療福祉活動に係る体制の強化について」
（令和7年３月31日、科発0331第10号）

○ 大規模災害時における保健・医療・福祉活動の体制を強化する
ため、都道府県が設置する保健医療福祉調整本部の役割や
運営方法を示したもの
○ 災害時の情報連携や各種チームの派遣調整、総合調整の手順
など、具体的な留意事項を技術的助言として定めている
○ 関係機関との連携やシステム活用を通じて、迅速かつ効果的な
対応を図ることを目的としている
「保健医療福祉調整本部におけるマネジメントの進め方 2025」
厚生労働行政推進調査事業費補助金 研究代表者 尾島俊之

（※） 凡例
： 保健医療福祉活動チーム（ DHEAT、DMAT、JMAT、日本赤十字社の救護
班、国立病院機構の医療班、AMAT、JDAT、薬剤師チーム、看護師チーム、保健師等チーム、
管理栄養士チーム、JDA-DAT、DPAT、JRATなど）

○ 保健医療福祉対応を総合的に調整するための基本的な運営指針
○ 状況把握から情報共有、意思決定、計画策定、実施、評価までの
一連のプロセスを体系化し、迅速かつ柔軟な対応を可能にする
枠組みを示す
○ 関係機関との連携強化や現場課題に即した調整により、保健医療
福祉サービスの継続性を確保するためのマネジメントに寄与
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