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【資料2】災害医療・新興感染症医療に関するワーキンググループの議論の進め方について (28 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_66588.html
出典情報 災害医療・新興感染症医療に関するワーキンググループ(第1回 12/18)《厚生労働省》
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医療コンテナの活用と現状の取組
○ 医療コンテナとは、コンテナ内に医療資機材を搭載し、運搬可能で現場での建設や機器設置を省略できるた
め、災害時に医療機能を迅速に立ち上げ、展開することができる設備である。
○ 第8次医療計画策定指針において、都道府県や医療機関は災害時等に検査や治療に医療コンテナを活用す
ることが求められており、令和6年能登半島地震では国が中心となり、避難所や病院、SCU(航空搬送拠点臨
時医療施設)に医療コンテナを派遣・設置した。
○ こうした実績を踏まえ、今後は災害時に被災地へ派遣可能な医療コンテナの普及を促進し、厳しい環境下で
も医療提供体制を確保できるよう取り組む。
主な取組
医療コンテナ活用促進事業
災害時等の医療を確保するために、都
道府県及び災害拠点病院が平時から医
療コンテナを整備するための費用(購
入・運搬・設置料等)を支援する。

都道府県医療コンテナ保有状況調査

運用マニュアル作成

全国の都道府県や医療機関における医療コンテナの配備
数、配備場所、機能、活用可否などを把握し、災害時の
迅速な選定・派遣や平時の訓練活用を促進するとともに、
今後の事業展望に資する情報を整理・公表するために年
1回実施する調査である。

厚生労働科学研究の中で、令和6年能登
半島地震における医療コンテナの活用の
成果や課題を反映した、都道府県向けの
運用マニュアルを作成し、発出した。
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令和6年能登半島地震における設置実績
救護所として石川県内へ延べ34基を設置・運用した
●それ以外の救護所
●避難所に隣接した救護所
珠洲市総合病院・・・2基
珠洲市飯田小学校・・・2基
門前保健センター
珠洲市正院小学校・・・1基
穴水総合病院
珠洲市宝立小学校・・・1基
輪島市立輪島病院・・・3基
珠洲市蛸島小学校・・・2基
ごちゃまるクリニック・・・4基
志賀町立富来病院・・・10基
●SCU(航空搬送拠点臨時医療施設)
金沢市西部緑地公園・・・9基

志賀町立富来病院に併設さ
れた医療コンテナ

飯田小学校に設置
された避難所の救護所

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