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03資料1-1森野委員提出資料(高齢者に対するインフルエンザワクチンファクトシート) (6 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_64997.html |
出典情報 | 厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会 予防接種基本方針部会 ワクチン評価に関する小委員会(第32回 10/22)《厚生労働省》 |
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IIV は SD-IIV に比して費用対効果が良好であることを示唆する結果であった。但し、多くが企業資金に
よる研究である点や、医療制度・価格体系・分析視点・閾値設定の差異等を考慮した慎重な解釈が求めら
れる。
諸外国の導入状況
諸外国では、SD-IIV や HD-IIV に加え、組換えタンパクワクチン(RIV)
、アジュバント添加不活化ワ
クチン(aIIV)
、細胞培養不活化ワクチン(ccIIV)が導入されている。米国では 2010 年代から HD-IIV
が導入され、2022 年以降は HD-IIV、RIV、aIIV といった免疫原性の高いワクチンが高齢者に推奨され
ている。英国、カナダ、ドイツ、フランスを含む欧州各国でも、有効性や費用対効果の検証を踏まえ HDIIV や aIIV の推奨が拡大しており、採用国数は年々増加している。さらに、G7 諸国の大半に加え、オー
ストラリアや韓国でも HD-IIV および aIIV が推奨されており、高齢者に対する免疫応答を強化する新規
ワクチンの導入は国際的に拡大している。また、WHO は 2023/24 シーズン以降、ワクチン組成から B
型山形系統の除外を勧告しており、今後は 3 価ワクチンの採用が一層進展すると予測される。
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よる研究である点や、医療制度・価格体系・分析視点・閾値設定の差異等を考慮した慎重な解釈が求めら
れる。
諸外国の導入状況
諸外国では、SD-IIV や HD-IIV に加え、組換えタンパクワクチン(RIV)
、アジュバント添加不活化ワ
クチン(aIIV)
、細胞培養不活化ワクチン(ccIIV)が導入されている。米国では 2010 年代から HD-IIV
が導入され、2022 年以降は HD-IIV、RIV、aIIV といった免疫原性の高いワクチンが高齢者に推奨され
ている。英国、カナダ、ドイツ、フランスを含む欧州各国でも、有効性や費用対効果の検証を踏まえ HDIIV や aIIV の推奨が拡大しており、採用国数は年々増加している。さらに、G7 諸国の大半に加え、オー
ストラリアや韓国でも HD-IIV および aIIV が推奨されており、高齢者に対する免疫応答を強化する新規
ワクチンの導入は国際的に拡大している。また、WHO は 2023/24 シーズン以降、ワクチン組成から B
型山形系統の除外を勧告しており、今後は 3 価ワクチンの採用が一層進展すると予測される。
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