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03資料1-1森野委員提出資料(高齢者に対するインフルエンザワクチンファクトシート) (13 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_64997.html |
出典情報 | 厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会 予防接種基本方針部会 ワクチン評価に関する小委員会(第32回 10/22)《厚生労働省》 |
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れておらず、これまで 4 価であったインフルエンザワクチンの 3 価への移行が推奨されている 22。
図 5.週別インフルエンザウイルス分離・検出報告数(出典:感染症発生動向調査)
1000
報告数
800
600
400
200
0
364910233649 9 223548 9 223548 9 223548 9 223548 9 223548 8 213447 8 213447 8 213447 8 213447 8
2014 2015
A(H1)(季節性)
2016
2017
A(H1)pdm09
2018
A(H3)
2019
2020
B(系統不明)
2021
2022
B(ビクトリア系統)
2023
2024 2025
B(山形系統)
図 6.過去 3 シーズンのインフルエンザウイルスの分離・検出報告割合(出典:感染症発生動向調査)
100%
A(H1) (季節性)
80%
A(H1)pdm09
60%
A(H3)
40%
B (系統不明)
20%
B (ビクトリア系統)
0%
2022/23
(n=3,938)
2023/24
(n=8,104)
2024/25
(n=4,174)
B (山形系統)
③ 他国の疫学状況
各国の保健機関からの最新の報告書を基に、近年のインフルエンザ流行の傾向とレベル、インフルエン
ザ症例数、入院、死亡の年齢別の疫学状況を示す。共通して、入院および死亡は高齢者で高いことが示さ
れている。
1)米国 23
米疾病予防管理センター(Centers for Disease Control and Prevention)の報告によると、米国の 2023/24
シーズンのインフルエンザの流行は COVID-19 以前のシーズンと同程度であった。シーズン終了時点の
暫定推定値によると、3,400 万人〜7,500 万人の有症患者、1,500 万人〜3,300 万人の医療機関受診、38 万
人〜90 万人の入院、1 万 7,000 人〜10 万人の死亡が発生したと推定された。65 歳以上の高齢者は、入院
患者の 51%、死亡者の 68%を占める。年齢群別に見ると、人口 10 万人あたりの累計入院率が最も高か
ったのは 65 歳以上の高齢者(231.0)で、次いで 50 歳〜64 歳(98.9)、0 歳〜4 歳(86.1)、18 歳〜49 歳(40.2)
の順となり、最も低かったのは 5 歳〜17 歳(34.3)であった。
2)英国 24
英国健康安全保障局(UK Health Security Agency)の報告によると、2024/25 シーズンのピークの大き
さとタイミングは 2022/23 シーズンと同程度であったが、インフルエンザ B 型の影響で減少が遅く、全
体の活動期間は長引いた。
国民保健サービスの診療圏人口における累計入院率は人口 10 万人あたり 139.5
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図 5.週別インフルエンザウイルス分離・検出報告数(出典:感染症発生動向調査)
1000
報告数
800
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364910233649 9 223548 9 223548 9 223548 9 223548 9 223548 8 213447 8 213447 8 213447 8 213447 8
2014 2015
A(H1)(季節性)
2016
2017
A(H1)pdm09
2018
A(H3)
2019
2020
B(系統不明)
2021
2022
B(ビクトリア系統)
2023
2024 2025
B(山形系統)
図 6.過去 3 シーズンのインフルエンザウイルスの分離・検出報告割合(出典:感染症発生動向調査)
100%
A(H1) (季節性)
80%
A(H1)pdm09
60%
A(H3)
40%
B (系統不明)
20%
B (ビクトリア系統)
0%
2022/23
(n=3,938)
2023/24
(n=8,104)
2024/25
(n=4,174)
B (山形系統)
③ 他国の疫学状況
各国の保健機関からの最新の報告書を基に、近年のインフルエンザ流行の傾向とレベル、インフルエン
ザ症例数、入院、死亡の年齢別の疫学状況を示す。共通して、入院および死亡は高齢者で高いことが示さ
れている。
1)米国 23
米疾病予防管理センター(Centers for Disease Control and Prevention)の報告によると、米国の 2023/24
シーズンのインフルエンザの流行は COVID-19 以前のシーズンと同程度であった。シーズン終了時点の
暫定推定値によると、3,400 万人〜7,500 万人の有症患者、1,500 万人〜3,300 万人の医療機関受診、38 万
人〜90 万人の入院、1 万 7,000 人〜10 万人の死亡が発生したと推定された。65 歳以上の高齢者は、入院
患者の 51%、死亡者の 68%を占める。年齢群別に見ると、人口 10 万人あたりの累計入院率が最も高か
ったのは 65 歳以上の高齢者(231.0)で、次いで 50 歳〜64 歳(98.9)、0 歳〜4 歳(86.1)、18 歳〜49 歳(40.2)
の順となり、最も低かったのは 5 歳〜17 歳(34.3)であった。
2)英国 24
英国健康安全保障局(UK Health Security Agency)の報告によると、2024/25 シーズンのピークの大き
さとタイミングは 2022/23 シーズンと同程度であったが、インフルエンザ B 型の影響で減少が遅く、全
体の活動期間は長引いた。
国民保健サービスの診療圏人口における累計入院率は人口 10 万人あたり 139.5
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