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03資料1-1森野委員提出資料(高齢者に対するインフルエンザワクチンファクトシート) (3 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_64997.html
出典情報 厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会 予防接種基本方針部会 ワクチン評価に関する小委員会(第32回 10/22)《厚生労働省》
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序 文
日本において、
2001 年に高齢者等に接種した場合の発症防止・重症化防止効果が確認されたことから、
予防接種法改正により、インフルエンザが二類疾病(現在の B 類疾病)に位置付けられ、高齢者に対す
るインフルエンザワクチンが定期接種化された。その後、2013 年第5回研究開発及び生産・流通部会に
おいて「経鼻投与ワクチン等の改良されたインフルエンザワクチン」が開発優先度の高いワクチンの一つ
に位置づけられ、2023 年 3 月には経鼻弱毒生インフルエンザワクチンの 2 歳から 19 歳未満に対する使
用について、製造販売承認された。また、2024 年 12 月には高用量インフルエンザHAワクチンの 60 歳
以上に対する使用について、製造販売承認された。こうした動きを受け、2025 年 2 月の第 29 回ワクチ
ン評価に関する小委員会において、ワクチンの評価に必要な知見が一定程度、集積していると考えられ、
高齢者に対するインフルエンザワクチンファクトシートの作成を国立感染症研究所に依頼し、それを踏
まえて再度議論を行う方針となった。
本ファクトシートでは、疾患特性、その疫学、予防接種の効果、安全性、医療経済学的評価、諸外国の
導入状況を中心に、2025 年 4 月まで(一部それ以降)のエビデンス、状況についてまとめた。
高齢者に対するインフルエンザワクチンのわが国の予防接種政策における位置づけ、スケジュールな
どに関する今後の議論の場で、本資料が活用されれば幸いである。

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