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06 高等教育局主要事項 -令和8年度概算要求- (26 ページ)

公開元URL https://www.mext.go.jp/a_menu/yosan/r01/1420668_00003.html
出典情報 令和8年度文部科学省 概算要求等の発表資料一覧(8/29)《文部科学省》
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令和8年度要求・要望額
(前年度予算額

大学の世界展開力強化事業

15億円
15億円)

概 要

 世界的に学生の交流規模が拡大する中において、我が国にとって重要な国・地域の大学と質保証を伴った連携・学生交流を進め、国際通用性の高い
教育を実現するとともに、我が国の高等教育の国際競争力の更なる向上を図る。
 令和8年度は、既存の採択事業を着実に推進するとともに、人口増加や急速な経済成長を背景として国際場裡において存在感を高めるアジア諸国と
の質保証を伴う国際交流プログラムの構築・実施を支援する。本事業を通じて、アジア諸国との連携を深化させ、将来にわたる友好関係の架け橋となる
人材を育成することで、アジアや世界の平和的発展への貢献を目指す。
【教育未来創造会議<未来を創造する若者の留学促進イニシアティブ(第二次提言)>(2023年4月)】
・ 戦略的に留学生交流を推進すべき国・地域との大学間連携・学生交流を推進
【日中韓サミット(2024年5月)@韓国・ソウル】
・ASEAN加盟国の大学を含むまでに拡大した大学間交流プログラムであるキャンパス・アジアの模範的な役割を評価するとともに、2030年度末までに30,000人の学生参加を目標として積極的に支援を推進
【経済財政運営と改革の基本方針(骨太)2025年】
・ G7を始めとした同志国やASEAN・インドを含むグローバル・サウスとの先端共同研究、研究者・学生交流など戦略的な国際連携を推進

事業内容

 地域毎の高等教育制度の相違を超え、単位の相互認定や成績管理、学位授与等を行う先導的な質保証を伴う国際交流プログラムを開発・実施
 これらのプログラムにより、日本人学生の海外派遣と外国人学生の受入を促進(事業期間:最大5年間)
取組例

 高等教育制度の相違を超えた質保証の共通フレームワークの形成
 単位の相互認定、共通の成績管理の実施
 国際共同学位プログラムの策定・実施

学修成果や教育内容の可視化
企業と連携による学生へのインターンシップ機会の提供
補助期間

英国(8件)※1
EU諸国
(9件)
インド(R4)
(8件) ※1
アフリカ
(5件程度)

インド(R7)
(7件程度)
グローバル・サウス諸国

米国
(13件)
アジア諸国(R8)
(25件)

対象国

採択件数

令和4年度~8年度

インド太平洋地域等(英・印・豪)

14件※1

令和5年度~9年度

米国

13件

令和6年度~10年度

EU諸国

9件

令和7年度~11年度

グローバル・サウス諸国(インド・アフリカ)

12件程度

令和8年度~12年度

アジア諸国(キャンパス・アジア、キャンパス・

25件程度

アジアプラス)(新規)

成果目標
オーストラリア
(11件) ※1

※1:英・印・豪の複数の対象国と交流するものを含むため、各国における件数は延べ数となっている。

1.日本の大学全体の国際通用性の向上
2.学生の成長を実現する教育力の向上
3.J-MIRAIに掲げる目標(※)達成へ貢献

(※)2033年までに外国人留学生40万人受入れ、日本人学生50万人海外派遣
(担当:高等教育局参事官(国際担当))

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