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06 高等教育局主要事項 -令和8年度概算要求- (17 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mext.go.jp/a_menu/yosan/r01/1420668_00003.html |
出典情報 | 令和8年度文部科学省 概算要求等の発表資料一覧(8/29)《文部科学省》 |
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大学病院経営基盤強化推進事業
令和8年度要求・要望額
60億円
(新規)
現状・課題
大学病院は昨今の物価や人件費等の高騰の影響を受けて、コロナ禍以前より続いていた増収減益傾向が一層強まっており、令和7年7月に国立大学病院長
会議が実施した記者会見では、令和6年度の国立大学病院は法人化後最大の285億円の赤字となる等、極めて厳しい状況に置かれており、このままでは大
学病院が潰れてしまうとの危機感も示された。
大学病院が担う医師の養成と地域への輩出や、新しい医療を創出するための研究、他の病院では実施できない高度医療などの機能を低下させ、大学病院の
みならず、社会全体に悪影響を与えかねない事態にある。
大学病院は地域医療を支える人材と技術の拠点として、最先端の医療設備の整備を含め、教育・研究機能の更なる充実・強化が求められているが、そのために
は、増収減益の経営から脱却し大学病院改革プラン等に基づき病院運営の構造転換を図るとともに、その前提となる経営基盤を強化することが必要である。
事業内容
事業規模の適正化と教育研究へのシフト、マネジメント体制の構築等の病院
運営の構造転換を図る大学病院に対し、診療報酬では補填されていない、
教育・研究に必要となる経費(医療設備を含む)の一部を支援し、経営基
盤を強化することにより地域医療を支える大学病院の機能強化に貢献。
【事業イメージ】
大学病院運営の構造転換
補助金
(※)
○増収減益と経費上昇による赤字構造、経営危機
○医学生の臨床実習等の教育負担の増加
○診療エフォートの増加と研究時間・環境低下
○処遇を要因とする医療人材の不足
アウトプット(活動目標)
●50の大学病院において、運営の構造転換等
の改革を実施
件数・単価
50箇所×約1.2億円
事業実施期間
地域医療構想に基づく
医療機関の機能分化
への参画
病院資源の教育
研究へのシフト
交付先
医学部を置く国公私立大学
令和8年~令和11年(予定)
安定した経営基盤
に基づく大学病院
の機能強化
地域の病院
医療資源の再編・見直し等
事業規模の適正化
病院長等による
マネジメント体制構築
(※)改革推進経費+教育研究経費(一部)
短期アウトカム(成果目標)
●大学病院全体の経常損益の改善
●教育研究エフォートの増加
大学病院
経営基盤の強化により、大学病院が
実施する教育・研究を維持・充実へ
長期アウトカム(成果目標)
●大学病院の教育・研究機能の高度化
●大学病院による高度医療や地域医療への貢献
(担当:高等教育局医学教育課)
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令和8年度要求・要望額
60億円
(新規)
現状・課題
大学病院は昨今の物価や人件費等の高騰の影響を受けて、コロナ禍以前より続いていた増収減益傾向が一層強まっており、令和7年7月に国立大学病院長
会議が実施した記者会見では、令和6年度の国立大学病院は法人化後最大の285億円の赤字となる等、極めて厳しい状況に置かれており、このままでは大
学病院が潰れてしまうとの危機感も示された。
大学病院が担う医師の養成と地域への輩出や、新しい医療を創出するための研究、他の病院では実施できない高度医療などの機能を低下させ、大学病院の
みならず、社会全体に悪影響を与えかねない事態にある。
大学病院は地域医療を支える人材と技術の拠点として、最先端の医療設備の整備を含め、教育・研究機能の更なる充実・強化が求められているが、そのために
は、増収減益の経営から脱却し大学病院改革プラン等に基づき病院運営の構造転換を図るとともに、その前提となる経営基盤を強化することが必要である。
事業内容
事業規模の適正化と教育研究へのシフト、マネジメント体制の構築等の病院
運営の構造転換を図る大学病院に対し、診療報酬では補填されていない、
教育・研究に必要となる経費(医療設備を含む)の一部を支援し、経営基
盤を強化することにより地域医療を支える大学病院の機能強化に貢献。
【事業イメージ】
大学病院運営の構造転換
補助金
(※)
○増収減益と経費上昇による赤字構造、経営危機
○医学生の臨床実習等の教育負担の増加
○診療エフォートの増加と研究時間・環境低下
○処遇を要因とする医療人材の不足
アウトプット(活動目標)
●50の大学病院において、運営の構造転換等
の改革を実施
件数・単価
50箇所×約1.2億円
事業実施期間
地域医療構想に基づく
医療機関の機能分化
への参画
病院資源の教育
研究へのシフト
交付先
医学部を置く国公私立大学
令和8年~令和11年(予定)
安定した経営基盤
に基づく大学病院
の機能強化
地域の病院
医療資源の再編・見直し等
事業規模の適正化
病院長等による
マネジメント体制構築
(※)改革推進経費+教育研究経費(一部)
短期アウトカム(成果目標)
●大学病院全体の経常損益の改善
●教育研究エフォートの増加
大学病院
経営基盤の強化により、大学病院が
実施する教育・研究を維持・充実へ
長期アウトカム(成果目標)
●大学病院の教育・研究機能の高度化
●大学病院による高度医療や地域医療への貢献
(担当:高等教育局医学教育課)
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