よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


06 高等教育局主要事項 -令和8年度概算要求- (18 ページ)

公開元URL https://www.mext.go.jp/a_menu/yosan/r01/1420668_00003.html
出典情報 令和8年度文部科学省 概算要求等の発表資料一覧(8/29)《文部科学省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

高度医療人材養成拠点形成事業

令和8年度要求・要望額
(前年度予算額

(高度な臨床・研究能力を有する医師養成促進支援)
背景・課題

事業内容
本事業では、医学生及び医学系大学院生に対して、大学病院を活用しTA、
RA、SAとして教育研究に参画する機会を創出する取組や、教育支援者の
活用による大学病院での診療参加型臨床実習の充実に係る取組を行うなど、
医師を養成する大学を拠点とし、高度な臨床教育・研究に関する知識・技能等
を有する医師養成の促進を支援する。
 支援対象:医学部を置く国公私立大学
 支援区分:【タイプA】臨床・基礎融合研究基盤人材養成拠点(10件)
【タイプB】特色臨床研究基盤人材養成拠点(30件)
 支援内容:大学病院を活用した実践的な教育に要する、
・TA、RA、SA等経費
・教育支援者、研究支援者の経費
 事業期間:令和6年度~令和11年度(6年間)
※TA(ティーチング・アシスタント)、RA(リサーチ・アシスタント)、SA(ステューデント・アシスタント)

経済財政運営と改革の基本方針2025(2025年6月)
大学病院における教育・研究・診療機能の質の担保に向けた医師の働き方改革の
推進などによる研究環境の確保により、我が国の研究力を維持・強化する。

アウトプット(活動目標)
 TA・RA(大学院生)、SA(医学生)の増加
 教育研究支援者の増加

医学生が「自信を持って行える」と回答した医行為の例

講座(研究室)で実験・研究を行っている医学生の割合

医学生及び医学系大学院生に対して、大学病院において、教育的配慮の下で、
教育支援者を活用して効果的な臨床実習を行うとともに、研究活動に参画する
機会を確保することが必要であり、もって、臨床教育・研究に関する知識・技能等
を有する優れた医師を養成し、我が国の医学・医療の発展に貢献する。

アウトカム(成果目標)
 臨床研究論文数の維持・増加
 医師の教育研究時間の確保 等

6.5%

0%

8.5%

20%

21億円
21億円)

75.5%

9.6%
40%

60%

80%

100%

1週間に3回以上行っている

1週間に1回以上行っている

1ヵ月に1回以上行っている

行っていない

【出典】
令和6年度
医学部の臨
床実習におけ
る医学部⽣の
医行為の経
験・修得状況
に関する実態
調査

【出典】一般社団法人全国医学部長病院長会議「2022年医学部
・医学科学生アンケート調査」を基に文部科学省医学教育課が作成

<事業スキーム>

医学部・大学院・大学病院
質の高い臨床教育・研究実施体制の構築

教員(教授、准教授、講師、助教)
指導

補助

TA、RA、SAとして
教育研究を補助

TA、RAとして
教育研究を補助

医学生

指導

○臨床実習、実践研究
・教育研究に関心を有する医学生
をSAとして受け入れ、研究室で
の実際の研究活動に参画させる
ことを通じ、基礎的な研究能力を
涵養する。

研究支援者

指導
大学院生
○実践研究

・TAとして、研究の遂行に関して、
SAに対する必要な指導を行う。
・RAとして、研究室における研究の
各プロセスにより主体的に携わり、
実践的な経験を数多く積むことで、
研究遂行能力の育成に努める。

指導

○統計技術を駆使
したデータ処理等、
専門的なスキルを
要する研究手法の
効果的な習得の
ため、必要に応じて
専門人材が支援

教育支援者

○臨床実習の場で
医学生の外来
予診や注射、
検査等に関する
指導補助

長期アウトカム(成果目標)
 我が国の医学・医療の発展(研究力の強化、診断・治療法・医薬品・医療機器の開発等)
 質の高い実践力のある医師の充実
 医療情報等の共有促進

(担当:高等教育局医学教育課)

18