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06 高等教育局主要事項 -令和8年度概算要求- (23 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mext.go.jp/a_menu/yosan/r01/1420668_00003.html |
出典情報 | 令和8年度文部科学省 概算要求等の発表資料一覧(8/29)《文部科学省》 |
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大学における医療人養成の在り方に関する調査研究
令和8年度要求・要望額
(前年度予算額
0.9億円
0.6億円)
現状・課題
近年我が国では、人生100年時代を見据えて、健康寿命の延伸に向けた新しい健康・医療・介護システムを構築するため、医療・介護の連携強化、地域の医師確保支援、
メディカルスタッフの業務実施体制の見直し等の取組が求められている。
このような中、医療人の養成においては、学生が卒業時までに身に付けておくべき必須の実践的能力の到達目標を定めたモデル・コア・カリキュラム(医学、歯学、薬学:令
和4年度改訂)を踏まえた教育が実施されていることから、今後も保健医療分野におけるニーズの変化に対応するため、各モデル・コア・カリキュラムにおける学習目標等の改
善・見直しや、卒前・卒後のシームレスな医療人養成を行うために、参加型実習のより一層の充実に向けた検討が必要である。
歯学分野では入学定員充足率、標準修業年限内国家試験合格率の向上や研究人材の養成など様々な課題があり、これらの課題を解決するために、歯学教育の現状や
課題を調査・分析する必要がある。また、歯科医師法改正により共用試験が公的化され、歯学生が臨床実習において、歯科医業を実施できることが法的に明確化された。そ
のため、臨床実習を指導する歯科医師の資質・能力の確保及び向上が求められており、臨床実習を指導する歯科医師を認定する制度を創設等することで、その能力を明確
化する必要がある。
事業内容
◆医学・歯学・薬学教育モデル・コア・カリキュラムの改訂に向けた調査・研究
【新規】
事業概要:各大学における現行版の適用状況及び参加型実習やその他教育
現場の課題等について、実態を的確に把握・整理した上で次期改訂案を作成
するため、学生・教員等へのヒアリング・アンケート調査及び教育現場等への実
地調査を複数年行うことで十分なデータを蓄積し、さらにそのデータを分野間で
共有しながら分析・検討を行う。
事業実施期間:令和8年度~令和10年度(予定)
選定件数・単価:3件×15百万円
◆歯学教育の改善・充実に向けた調査研究【新規】
事業概要:各大学の歯学教育の取組状況(歯学生の歯科医行為経験率
等)や諸外国と日本の実態を調査して、優れた取組内容や課題等を分析す
る。また、各大学における歯学生の診療参加型臨床実習の充実に係る具体的
な事例を調査して、優れた取組内容や課題等を分析すると共に、臨床実習を
指導する歯科医師を認定する制度の創設や制度の普及に関する啓発教材等
を作成する。
事業実施期間:令和8~9年度(予定)
選定件数・単価: 1件×7百万円
◆地域医療に従事する医師の確保・養成のための調査研究
事業概要:地域枠制度の効果や学生に対する支援体制等について調査・研究を実施し、
その運用改善事項等について検討を行う。
事業実施期間:令和6年度~令和8年度
選定件数・単価:1件×7百万円
◆薬学教育における創薬研究・実習に関する調査研究
事業概要:創薬研究に関する薬学教育の現状や課題を把握・分析した上で、創薬に貢献
する医療人材養成の強化につながる博士課程プログラムを構築する。また、実務実習指導
薬剤師が抱える課題を解決するために教育コンテンツを大学・病院・薬局へ広く普及させる
ための調査研究を実施する。
事業実施期間:令和7年度~令和9年度
選定件数・単価:1件×18百万円、1件×6百万円
◆学士課程における看護学教育の質向上に向けた調査研究
事業概要:看護コアカリ改訂を契機に、看護学士課程における臨地実習を見学型から診療
参加型臨床実習へ変革するための調査研究及び看護学教育の質を保証するための看護
学教育分野別評価の充実のための調査研究を実施する。
事業実施期間:令和7年度~令和9年度
選定件数・単価:1件×7百万円、 1件×3百万円
(担当:高等教育局医学教育課)
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令和8年度要求・要望額
(前年度予算額
0.9億円
0.6億円)
現状・課題
近年我が国では、人生100年時代を見据えて、健康寿命の延伸に向けた新しい健康・医療・介護システムを構築するため、医療・介護の連携強化、地域の医師確保支援、
メディカルスタッフの業務実施体制の見直し等の取組が求められている。
このような中、医療人の養成においては、学生が卒業時までに身に付けておくべき必須の実践的能力の到達目標を定めたモデル・コア・カリキュラム(医学、歯学、薬学:令
和4年度改訂)を踏まえた教育が実施されていることから、今後も保健医療分野におけるニーズの変化に対応するため、各モデル・コア・カリキュラムにおける学習目標等の改
善・見直しや、卒前・卒後のシームレスな医療人養成を行うために、参加型実習のより一層の充実に向けた検討が必要である。
歯学分野では入学定員充足率、標準修業年限内国家試験合格率の向上や研究人材の養成など様々な課題があり、これらの課題を解決するために、歯学教育の現状や
課題を調査・分析する必要がある。また、歯科医師法改正により共用試験が公的化され、歯学生が臨床実習において、歯科医業を実施できることが法的に明確化された。そ
のため、臨床実習を指導する歯科医師の資質・能力の確保及び向上が求められており、臨床実習を指導する歯科医師を認定する制度を創設等することで、その能力を明確
化する必要がある。
事業内容
◆医学・歯学・薬学教育モデル・コア・カリキュラムの改訂に向けた調査・研究
【新規】
事業概要:各大学における現行版の適用状況及び参加型実習やその他教育
現場の課題等について、実態を的確に把握・整理した上で次期改訂案を作成
するため、学生・教員等へのヒアリング・アンケート調査及び教育現場等への実
地調査を複数年行うことで十分なデータを蓄積し、さらにそのデータを分野間で
共有しながら分析・検討を行う。
事業実施期間:令和8年度~令和10年度(予定)
選定件数・単価:3件×15百万円
◆歯学教育の改善・充実に向けた調査研究【新規】
事業概要:各大学の歯学教育の取組状況(歯学生の歯科医行為経験率
等)や諸外国と日本の実態を調査して、優れた取組内容や課題等を分析す
る。また、各大学における歯学生の診療参加型臨床実習の充実に係る具体的
な事例を調査して、優れた取組内容や課題等を分析すると共に、臨床実習を
指導する歯科医師を認定する制度の創設や制度の普及に関する啓発教材等
を作成する。
事業実施期間:令和8~9年度(予定)
選定件数・単価: 1件×7百万円
◆地域医療に従事する医師の確保・養成のための調査研究
事業概要:地域枠制度の効果や学生に対する支援体制等について調査・研究を実施し、
その運用改善事項等について検討を行う。
事業実施期間:令和6年度~令和8年度
選定件数・単価:1件×7百万円
◆薬学教育における創薬研究・実習に関する調査研究
事業概要:創薬研究に関する薬学教育の現状や課題を把握・分析した上で、創薬に貢献
する医療人材養成の強化につながる博士課程プログラムを構築する。また、実務実習指導
薬剤師が抱える課題を解決するために教育コンテンツを大学・病院・薬局へ広く普及させる
ための調査研究を実施する。
事業実施期間:令和7年度~令和9年度
選定件数・単価:1件×18百万円、1件×6百万円
◆学士課程における看護学教育の質向上に向けた調査研究
事業概要:看護コアカリ改訂を契機に、看護学士課程における臨地実習を見学型から診療
参加型臨床実習へ変革するための調査研究及び看護学教育の質を保証するための看護
学教育分野別評価の充実のための調査研究を実施する。
事業実施期間:令和7年度~令和9年度
選定件数・単価:1件×7百万円、 1件×3百万円
(担当:高等教育局医学教育課)
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