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資料2-1 令和6年度業務実績評価説明資料 (8 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_60085.html
出典情報 独立行政法人評価に関する有識者会議 労働WG(第60回 8/6)《厚生労働省》
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評価項目No.1-2

治療就労両立支援事業
(業務実績等報告書 p.30)

自己評価

重要度 高

困難度 高



Ⅰ 中期目標の内容


治療と仕事の両立支援を推進するための治療や患者支援の推進
・労災病院及び労災病院に併設する治療就労両立支援センターにおいては、仕事を有する患者に対して診断時から治療の過程、退院時に至るまで、両立支援
コーディネーター等を活用し、患者へのきめ細かな支援を行うこと。
・労災病院以外の医療機関の患者に対しては、産業保健総合支援センターが両立支援コーディネーター等を活用しつつ地域の医療機関との連携、協力関係を構
築し、労働者への支援を推進すること。
・治療と仕事の両立支援コーディネーターマニュアルについて、治療就労両立支援センター等において新たに収集した事例や企業における課題等の分析及び評
価を行い、更新してその充実を図り、労災保険指定医療機関等及び事業場に普及すること。
2 治療と仕事の両立支援を推進するための企業等に対する支援
・産業保健総合支援センターにおいて、①企業等に対する正しい知識及び理解の普及、②企業や産業保健スタッフ等からの相談対応及び③労働者と事業場との
間の個別調整支援について、近年社会的なニーズが高まっているメンタルヘルス不調に係る対応も含め、円滑かつ適切に実施すること。
・産業保健総合支援センターは、労災病院又は治療就労両立支援センターと連携をした上で、企業等に対する支援を実施すること。
3 治療と仕事の両立支援を推進するための人材の育成
・両立支援コーディネーターの養成のための基礎研修を着実に実施するとともに、両立支援に係る好事例の共有を図り、両立支援コーディネーターの更なる実
践能力の向上を図るための研修(事例検討会等)を実施すること。
【重要度「高」の理由】
職業生活が長期化し、疾病リスクを抱える労働者が増えており、治療と仕事の両立支援の重要性が高まる中、企業の意識改革と受入れ体制の整備並びに主治医、
企業、産業医及び患者に寄り添う両立支援コーディネーターのトライアングル型のサポート体制構築の推進を図り、労働者の健康確保、継続的な人材の確保及び生
産性の向上を実現することは重要であるため。
【困難度「高」の理由】
治療と仕事の両立支援を推進するためには、企業、医療機関、労働者等の多くの関係者による連携を強化していく必要があることから困難度が高い。特に経営者
や管理職の理解不足や、中小企業への周知不足という様々な課題がある中で、両立支援コーディネーターを育成し、治療と仕事の両立に向けた取組を社会全体に広
げていくことは困難度が高い。

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