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資料2-1 令和6年度業務実績評価説明資料 (20 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_60085.html
出典情報 独立行政法人評価に関する有識者会議 労働WG(第60回 8/6)《厚生労働省》
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化学物質等の有害性調査事業

自己評価



化学物質の有害性調査の実施(p.91)
令和6年度

令和7年度~

有害性調査を実施するための体制整備


令和7年度当初からの短期吸入試験・経皮試験の本試験実施に向け、被験物質の選定のほか、試験の体制整備、試行試験
等を行った。
● 短期毒性試験(吸入及び経皮)のSOPの作成、工程間のSOPの整合性の検討及び修正を実施した。

OECDガイドライン等に基づいた有害性調査実施のための準備

●急性毒性試
験(吸入・経
皮)実施

● OECDガイドライン等に基づき、短期間での吸入試験や労働現場における情報の蓄積が少ない経皮試験を中心に実施するた
め、操作手順書・試験計画書の作成、試験実施方法の検討など準備を進めた。

試験の迅速化・効率化に向けた取組(p.92)


試験の迅速化・効率化を図るための試験法等の検討

● 動物実験は行わず、発がん性等のIn silico及びIn vitro手法を用いたGHS未分類項目の区分決定の加速を促すためのスクリーニング方法を検討。
● 大型動物を用いた職業性肺疾患に関する疾患機序/疾患微小環境について、疾患特異的な細胞の探索から新たな試験法の開発を検討。



協働研究の実施
● 「有機粉じん毒性評価のための包括的基盤構築」を実施している。(4年度から開始。6年度は最終年度)

有害性調査の成果の普及(p.92)


メタクリル酸ブチル発がん性論文(J.Toxicol.Sci. 2023. 48(5):p.227241)及びJBRC報告書の内容について、WHO国際がん研究機関「IARC Monographs on
the Identification of Carcinogenic Hazards Humans Volume 133」における発が
ん性分類(2B)の根拠として使用され、令和6年7月にオンライン掲載された。
● 2-ブロモプロパン発がん性論文(Journal of Occupational Health. 2023 65(1),
Scientific Reports.2023 13,1782)及びJBRCの報告書の内容について、WHO国際がん研究機関「IARC Monographs on the Identification
of Carcinogenic Hazards to Humans Volume 133」における発がん性分類(2A)の根拠として使用され、令和6年7月にオンライン掲載された。

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