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資料2-1 令和6年度業務実績評価説明資料 (4 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_60085.html
出典情報 独立行政法人評価に関する有識者会議 労働WG(第60回 8/6)《厚生労働省》
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評価項目No.1-1 労災病院事業(業務実績等報告書 p.6)
自己評価


重要度 高

困難度 高



中期目標の内容

1 疾病に関する高度かつ専門的な医療の提供
・労災病院が行う勤労者医療について、地域社会における保健活動及び産業保健活動との連携の下、先導的に実施するとともに、得られた知見を他の医療機関に
も効果的に普及させること。
・アスベスト関連疾患、化学物質等の有害因子へのばく露による健康障害など一般的に診断が困難な疾病や、脊髄損傷については、協働研究や労災疾病等に係る
研究の結果を共有しつつ、積極的に医療を提供すること。
2 大規模労働災害、新興感染症等への対応
・労災病院において、大規模労働災害や新興感染症等の公衆衛生上重大な危害が発生した場合に速やかに対応できるよう、可能な限り体制を確保すること。
・感染症法の改正を踏まえ、感染症発生・まん延時には、各都道府県知事からの指示を受け、病床の割り当て等に係る協定にのっとった対応を行うとともに、厚
生労働大臣からの要請があった場合には、可能な限り県境を越える医療人材の広域派遣を行うこと。
3 地域医療への貢献
・労災病院において、都道府県が策定する第8次医療計画や医療圏ごとの特性などを踏まえ、効果的な地域医療連携を推進すること。
・地域の医療機関との連携に当たっては、地域の医療ニーズの分析や関係機関との調整など機構本部が必要に応じて支援を行うこと。
4 医療情報のICT化の推進
・労災病院においては、医療の質の向上と効率化を図るため、電子処方箋をはじめ、「医療DXの推進に関する工程表」に基づき政府が進める医療分野でのDXの各
取組に率先して取り組む等、医療情報のICT化の一層の推進を図ること。
5 患者の意向と尊重と医療安全の充実
6 治験の推進
7 産業医等の育成支援体制の充実
8 労災病院ごとの目標管理の実施
9 行政機関等への貢献
【重要度「高」の理由】
我が国は本格的な「少子高齢化・人口減少社会」を迎え、職場においては、労働者の高年齢化が進展するとともに職業生活が長期化し、このため疾病リスクを抱
える労働者が増加傾向となっており、労災病院が担う勤労者医療の重要性が高まっているため。
【困難度「高」の理由】
労災病院が勤労者医療の中核的な拠点として先進的な取組を行うとともに、大規模労働災害や新興感染症等の発生時には、公的な医療機関として臨機応変かつ機
動的な対応が求められる。また、地域における人口減少・高齢化に伴う医療ニーズの質・量の変化等の課題に対応するため、地域から求められる役割に応じつつ、
効率的な病院運営を行うことは困難度が高い。

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