特別養護老人ホームにおけるサービス 提供のあり方に関する調査研究事業 報告書 (84 ページ)
出典
公開元URL | https://www.murc.jp/wp-content/uploads/2025/04/koukai_250425_08.pdf |
出典情報 | 「特別養護老人ホームにおけるサービス提供のあり方に関する調査研究事業 (令和6年度老人保健健康増進等事業)」の報告書及び手引きについて (6/13)《厚生労働省》 |
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① 医療ニーズがある方の受け入れのための課題
医療ニーズがある方の受け入れのための課題について、
「夜間に対応可能な体制が構
築できない」が 72.5%と最も多く、次いで「医療的ケア(喀痰吸引や経管栄養等)が行
える介護職員が不足している」が 63.7%であった。
図表 2-148
医療ニーズがある方の受け入れのための課題(複数回答)(n=732)(問 41)
0%
20%
40%
60%
42.5%
医療処置が行える看護職員が不足している
医療的ケア(喀痰吸引や経管栄養等)が行える介護職員が
不足している
医療処置が必要な方を受け入れることで、他の入所者への
ケアが十分に行えない
63.7%
39.5%
72.5%
夜間に対応可能な体制が構築できない
17.9%
配置医師との連携が不十分である
41.9%
緊急時の対応が難しい
18.2%
協力医療機関につなぐことが難しい
40.7%
認知症があり、かつ医療ニーズのある方への対応が難しい
11.5%
障がいがあり、かつ医療ニーズのある方への対応が難しい
21.3%
本人・家族の期待する医療レベルが高い
その他
2.9%
無回答
2.0%
「その他」の主な具体的な回答は以下のとおりであった。
・医療スタッフをはじめとするスタッフのスキル不足
・施設として知識が不足している
・医療処置を行うための設備が不十分
・夜間に宅直看護師が呼ばれる事が増える
・医療処置をしても施設の収入にならない
・物品にコストがかかり、施設負担が増す
・生活の場という本来の目的にそぐわない
・入所者間でのトラブル、多床室によるトラブル
80
80%
100%