よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


特別養護老人ホームにおけるサービス 提供のあり方に関する調査研究事業 報告書 (100 ページ)

公開元URL https://www.murc.jp/wp-content/uploads/2025/04/koukai_250425_08.pdf
出典情報 「特別養護老人ホームにおけるサービス提供のあり方に関する調査研究事業 (令和6年度老人保健健康増進等事業)」の報告書及び手引きについて (6/13)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

第3節 まとめ(主な結果の要約)
(1) 施設の基本情報等
① 施設の基本状況
○施設の開設年度は「2010 年~2014 年」が 17.9%と最も多く、入所定員は「60~89
人」が 30.5%と最も多かった。入所定員ごとにみると、29 人以下の施設では、
「2010
年~2014 年」に 45.6%の施設が開設していた。
○介護報酬上の届出は「介護老人福祉施設」が 55.5%、
「 ユニット型介護老人福祉施設」
が 25.8%であった。
○要介護度別の入所者数は、
「要介護4」が構成比 40.7%で最も多く、次いで「要介護
5」が 28.3%、「要介護3」が 27.2%であった。
○併設病院等の状況は、
「併設、同一法人・関連法人ともに病院なし」が 76.5%と最も
多く、併設診療所等の状況についても、
「併設、同一法人・関連法人ともに診療所な
し」が 59.4%で最も多かった。
② 加算の状況
○令和6年9月に配置医師緊急時対応加算を算定していた割合は「配置医師の通常の
勤務時間外の場合」が 4.1%、「早朝・夜間の場合」が 3.0%、「深夜の場合」が 1.1%
であった。配置医師緊急時対応加算の算定が無かった理由として、
「配置医師の通常
の勤務時間外に、緊急に診療をしてほしい事例が発生しなかった」が 28.4%と最も
多く、次いで「配置医師が1人しかいない」が 25.3%であった。
○令和6年9月に特別通院送迎加算を算定していた割合は 0.4%であった。
○令和6年9月の協力医療機関連携加算について、
(1)または(2)を算定していた
割合は 33.1%で、算定要件に該当しているものについては、
「入所者の病状が急変し
た場合等において、医師又は看護職員が相談対応を行う体制を常時確保している」
に該当が 54.0%と最も多かった。
○令和6年9月の看護体制加算について、定員 29 人以下の施設では「(Ⅰ)イ」が 71.3%
と最も多く、次いで「(Ⅱ)イ」が 51.3%であった。定員 30 人以上の施設では「(Ⅰ)
ロ」が 60.3%と最も多く、次いで「(Ⅱ)ロ」が 42.9%であった。
○令和6年9月の夜勤職員配置加算について、定員 29 人以下の施設では「(Ⅱ)イ」
が 35.0%と最も多く、次いで「(Ⅰ)イ」が 18.8%であった。定員 30 人以上の施設
では「(Ⅰ)ロ」が 24.5%と最も多く、次いで「(Ⅱ)ロ」および「(Ⅲ)ロ」が 17.6%
であった。
○令和6年9月の高齢者施設等感染対策向上加算(1)と(2)、またはいずれかを算
定していた割合は 20.6%であった。
○令和6年9月に退所時情報提供加算を算定していた割合は 8.2%で、令和6年9月に
退所時栄養情報連携加算を算定していた割合は 2.0%であった。
○令和6年4月~令和6年9月において施設内看取りがあった割合は 72.1%で、件数

96